正直に書きます。
今朝、私は大暴落を覚悟していました。
「明日の追証の追加金はどこから調達しよう」「今年の年末はひもじい思いをしなきゃ」
まだ何も起きていないうちから、頭の中で勝手に最悪のシナリオを描いていました。
結果、日経平均は518円安。
一時は1,200円を超える下げもありましたが、暴落と呼ぶほどではありませんでした。
追証の通知も来ていません。
ほっとしました。いや、ほっともできないのですが。
そして今日の下げには、数字を調べて驚いたカラクリがありました。
本日のまとめ(先に結論)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日経平均(本日終値) | 63,492.99円(前週末比 -518.35円・-0.81%) |
| TOPIX | 4,058.21(+29.91・+0.74%)と上昇 |
| 値上がり/値下がり | 1,221銘柄/309銘柄。実は8割が上昇 |
| 下げの正体 | SBG1銘柄で日経平均を約569円押し下げ |
| きっかけ | オープンAIのCEOが年内上場を見送る考えを示したと報じられた |
| 私の売買 | なし |
| 追証 | 通知なし。ただし瀬戸際 |
| 唯一の救い | 売却済みの山岡家が、予想通り下落 |
日経平均だけが沈んだ日
今日の数字を見て、思わず二度見しました。
| 指数 | 終値 | 前週末比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 63,492.99 | -518.35(-0.81%) |
| TOPIX | 4,058.21 | +29.91(+0.74%) |
| グロース250 | 785.32 | +17.39(+2.26%) |
日経平均はマイナス。
でも、TOPIXもグロース250もプラスです。
東証プライムの値上がり銘柄は1,221に対して、値下がりは309。
実に8割の銘柄が上がっていたことになります。
では、なぜ日経平均だけが518円も下がったのか。
SBG1銘柄で569円押し下げ
答えはこれです。
報道によると、私のコア銘柄であるソフトバンクグループ(SBG)は、たった1銘柄で日経平均を約569円押し下げました。
日経平均の下げ幅は518円です。
つまり計算上、SBGを除けば、日経平均はむしろ50円ほどプラスだったことになります。
なぜ1銘柄でここまで動くのか。
日経平均は株価の高い銘柄ほど影響力が大きくなる計算方法なので、SBGのような値がさ株が1割以上下げると、指数がごっそり持っていかれます。
今日は鉄道、ガス、食品といった内需株やディフェンシブ株には買いが入っていました。
富士通はAI向け半導体の輸出を始めると報じられ、大幅上昇。
つまり市場全体で言えば、決して悪い日ではなかったのです。
悪かったのは、私の持ち株でした。
犯人はオープンAIのトップの一言

では、なぜSBGがここまで売られたのか。
きっかけは、たった一つの報道でした。
米フォーチュン誌が12日、オープンAIのサム・アルトマンCEOが新規株式公開(IPO)について「2026年はしない」との考えを示したと報じたのです。
SBGはオープンAIに巨額の出資をしています。
上場すれば出資分の価値が跳ね上がる、という期待が株価に織り込まれていました。
その前提が、CEO本人の発言で崩れた形です。
14日のSBG株は、午前中に一時13%安まで下落しました。
6月26日以来の下落率だそうです。
もう一つ、AI関連株全体に効いた材料がありました。
米アンソロピックのダリオ・アモデイCEOが、安全性の観点からAIの開発を減速すべきだと訴えたのです。
アルトマン氏もこれに賛同する考えを示したと伝えられ、AI関連サービスや部品の需要が期待ほど伸びないのでは、という見方につながりました。
キオクシアやイビデン、太陽誘電にも売りが波及しています。
あくまで相場観としてですが、AI相場を引っ張ってきた当の本人たちが「少し速度を落とそう」と言い出したわけで、これは効くよなあ、というのが正直な感想です。
加えて、先週からの中東情勢と金利の問題も消えていません。
原油は1バレル100ドル台で高止まりしたまま。
報道では、AI減速・利上げ観測・中東情勢の3つを指して「三重苦」と表現されていました。
私の追証は、まだ瀬戸際です
さて、私の話です。
今日、追証の通知は来ませんでした。
朝に覚悟していた「年末ひもじい」シナリオは、いったん回避です。
ただ、ほっとはできません。
私の持ち株で大きく下げたのは、SBGと日経レバでした。
どちらも信用取引の比率が高い銘柄です。
ここからさらに下がれば、間違いなく大きな額の追証通知が来ます。
食らうか食らわないかの、まさに瀬戸際に立っている状態です。
当然、今日は何の取引もしていません。
この状況で買い増せば、傷口を広げるだけ。
かといって、ここで投げ売りするのも違う。
先週金曜に続いて、2営業日連続で「何もしない」を選びました。
先週の記録はこちら↓



唯一うれしかったこと:山岡家が予想通りに下げた



今日、唯一うれしかったのがこれです。
先週、決算をまたがずに全株を売却した山岡家(3399)。
後ろ髪を引かれる思いで手放しましたが、その後の値動きは、私の予想通りの下落でした。
好決算だから上がるはず、という淡い期待を裏切りながら下げていく。
何度も痛い目を見てきた、あのパターンです。
全部手放しておいて、本当に良かった。
でも自分の大好きな銘柄が下がるのは全くうれしくないですからね!!
絶対にまた大量に購入します。
売った判断の記録はこちら↓



それでも、今は買いません



今日の山岡家は、下ヒゲを付けて終えました。
下ヒゲというのは、いったん大きく下げたあとに値を戻した跡のことです。
チャートでこれを見ると、「もう底かもしれない」と思ってしまう。
そして買ってしまう。
私が過去に何度もやらかしてきた失敗が、まさにこれです。
今日も正直、喉から手が出るほど欲しかった。
でも我慢しました。
ここからまだ長めの下落があると見ているからです。
代わりに、3,290円で指値注文だけ入れておきました。
そこまで下がれば買う。下がらなければ買わない。
気持ちで買うのではなく、あらかじめ決めた値段で買う。
これなら、下ヒゲに釣られて飛びつくことはありません。
明日以降:いよいよ中銀ウィーク
今週は、日米の金融政策を決める会合が控えています。
| 日程 | イベント |
|---|---|
| 9/15(火)〜16(水) | 米FOMC。利上げは「ほぼ確実」との指摘も |
| 9/17(木)〜18(金) | 日銀の金融政策決定会合。利上げ観測が強い |
日米そろって利上げとなれば、金利はさらに上がります。
金利が上がると、成長への期待で買われてきたAI・半導体株は売られやすくなる。
つまり、私のSBGにとっては逆風が続くということです。
今週を追証なしで乗り切れるかどうか。
朝から最悪のシナリオを想像してしまう癖は直りませんが、想像しているうちは、まだ何も起きていません。
起きてから考えることにします。
※本記事は個人の投資記録であり、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。投資は自己責任でお願いします。






