私は29日、トヨタを買った。
そして、すぐ売った。
3,160円の負けである。
同じ日、オリエンタルランドを買おうか迷った。
頭によぎった。
見送った。
夕方、オリエンタルランドは上方修正を出して、PTSで大きく上がった。
買った株で負けて、買わなかった株に置いていかれる。
株式投資あるあるの、両面焼きである。
── 本日のまとめ(先に結論) ──
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| 日経平均 | 64,659.47円(+705.28円/+1.10%)。3日続伸 |
| TOPIX | 4,003.28(+11.57/+0.29%)。4,000ポイントを回復 |
| 米FOMC | 政策金利は据え置き。議長は「インフレ率は依然として高すぎる」 |
| 米IT決算 | マイクロソフトは好調、アルファベットは売上高が予想を下回る |
| 大引け | TOPIXの銘柄入れ替えで、売買代金は13.8兆円と4カ月ぶりの多さ |
| 私の売買 | イオン・RIZAP・J-REITを買い、トヨタは買って売って-3,160円 |
| 後悔 | オリエンタルランドを見送った |
── FOMCは据え置き。ただし「まだ甘くはしない」 ──
前日の記事で書いた、28日の米国の2大イベント。
答えが出た。
ひとつめは、FOMC。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 政策金利 | 3.75〜4.0%で据え置き(2会合ぶり) |
| 反対票 | 2人が連続利上げを主張して反対 |
| 声明 | 判断には「さらなる情報を得ることが有用」として、9月の利上げの効果を見極める姿勢 |
| ウォーシュ議長の会見 | 「インフレ率は依然として高すぎる」「引き締め的な水準とは言えない」 |
金利は上げなかった。
でも、議長は甘い顔をしなかった。
12月の追加利上げに含みを残した、と受け止められている。
超訳すると、こうなる。
「今日は怒らない。でも、まだ許したわけではない」
ウォーシュ議長は、2027年以降、年8回の会合のうち一部で政策を決めない回を設ける方針も示した。
先の見通しが読みにくくなる、と受け止める声もある。
── AIにお金を払う側の通信簿は、1勝1敗 ──
ふたつめは、AIにお金を払う側の決算。
| 企業 | 結果(報道ベース) |
|---|---|
| マイクロソフト | 市場予想を上回る好調 |
| アルファベット | 7〜9月期の売上高が予想を下回る |
1勝1敗。
金鉱にお金を払って掘らせている側の、片方は元気で、片方は少し息切れした。
AI相場が続くかどうかは、まだ決めきれない結果である。
29日の米国では、アマゾンやサンディスクの決算が続く。
通信簿は、まだ配り終わっていない。

── 東京:朝は好調、昼は韓国に引っぱられ、引けは9.6兆円の嵐 ──
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 64,659.47 | +705.28(+1.10%) |
| TOPIX | 4,003.28 | +11.57(+0.29%) |
| グロース250 | 791.04 | -6.94(-0.87%) |
| 日経平均VI(恐怖指数) | 25.80 | -7.08(-21.53%) |
| 日本国債10年 | 2.849% | ─ |
| 韓国KOSPI | 5,937.67 | -74.78(-1.24%) |
| 日経先物(ラージ・夜間) | 64,690 | -40(-0.06%) |
※29日夜に確認したボード表示。
朝は、買いが先行した。
アドバンテストとマイクロソフトの決算が、市場予想を上回ったためだ。
ところが午前中、韓国のサムスン電子が、半導体部門の営業利益が予想を下回ったと発表した。
韓国株が崩れ、日経平均も一時マイナスに沈んだ。
そこから買い戻されて、午前はプラスで終えた。
そして大引け。
30日にTOPIXの構成銘柄の入れ替えがあるため、29日の引けに、指数に連動するファンドの注文が集中した。
推計で、約9.6兆円。
東証プライムの売買代金は13兆8,657億円と、6月19日以来の多さになった。
指数に連動するファンドは、決まった日の引けに、決まった株を、決まった量だけ買う。
それを知っている短期の投資家は、先に買っておいて、引けでファンドに売りつける。
バーゲンの開店時刻を知っている転売屋が、先に並んでいるようなものである。
キオクシアは、朝に9%近く上がったのに、引けでは1%高まで縮んだ。
売買代金は2兆1,445億円。
朝に喜んだ人と、引けで売り抜けた人がいた。
私はどちらでもない。
キオクシアを持っていないからである。
── 29日の私の売買 ──
| 銘柄 | 取引 | 数量 | 単価 |
|---|---|---|---|
| NF J-REIT(1343) | 現物買 | 10株 | 1,786円 |
| RIZAPグループ(2928) | 現物買 | 100株 | 165円 |
| トヨタ自動車(7203) | 現物買 | 100株 | 3,077.7円 |
| トヨタ自動車(7203) | 現物売 | 100株 | 3,046.1円 |
| イオン(8267) | 現物買 | 100株 | 1,152.9円 |
今日は、少しだけ買った。
全部、現物である。
信用取引は、増やしていない。
28日の記事で、守る私と取り戻したい私の話を書いた。
今日は、守る私が少しだけ前に出た。
J-REITとRIZAPは、前日に続いて同じ株数を買い足した。
イオンも、100株だけ。
10月5日に1,217.5円で2,000株買ったイオンを、1,152.9円で少しだけ足した形になる。
── トヨタ:買って、売り上げが悪そうで、売った ──
トヨタは、3,077.7円で100株買った。
そのあと、決算の売り上げが悪そうな気がしてきた。
3,046.1円で売った。
差し引き、マイナス3,160円(手数料を除く)。
買う前に気づけばよかった。
でも、気づいたのは買ったあとである。
人間は、お金を払った瞬間に、急に冷静になる。
払う前に冷静になれれば、3,160円は財布に残っていた。
ただ、今回は「ずるずる持たずに、すぐ切った」とも言える。
3,160円で済んだ。
10月の私にしては、上出来の損切りである。
── オリエンタルランド:見送った株が、夜に上がる ──



今日いちばん悔しいのは、トヨタではない。
オリエンタルランドである。
ザラ場中、買おうかと頭によぎった。
見送った。
夕方、上方修正が出た。
PTSでは、大きく上がっている。
今日買うべきは、トヨタではなくオリエンタルランドだった。
なんてことを。
トヨタは、買って負けた。
オリエンタルランドは、買わずに負けた。
買わなかった株の値上がりは、口座のどこにも記録されない。
記録されないのに、記憶にはしっかり残る。
夢の国の上方修正を、私は門の外から見ている。
チケットは、持っていない。
── 米国株(28日):ダウ3日続伸、半導体も上昇 ──
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| ダウ平均 | 52,475.10 | +97.53(+0.19%) |
| ナスダック総合 | 26,549.85 | +72.04(+0.27%) |
| S&P500 | 7,743.98 | +21.38(+0.28%) |
| 半導体指数(SOX) | 11,684.00 | +201.50(+1.75%) |
| 恐怖指数(VIX) | 17.00 | +0.59% |
| 米国債10年 | 5.013% | ─ |
| ドル円 | 157.980円 | ─ |
| 原油(WTI) | 101.365ドル | -0.71% |
ダウは3日続伸。
出遅れていた金融株や、ディフェンシブ株が買われた。
AI開発のアンソロピックが、上場に向けた目論見書を公開したことで、上場や買収の仕事が増えそうだと、金融株に期待が集まった、という見方も出ている。
韓国のSKハイニックスの好決算を受けて、マイクロンなどの半導体株も買われた。
原油は、まだ1バレル100ドルを超えている。
── 明日に向けて ──
30日は、TOPIXの銘柄入れ替えの当日。
29日夜には、米国でアマゾンなどの決算が出る。
AIの通信簿は、まだ続く。
私の宿題も、まだ残っている。
信用取引で持っている、ソフトバンクG1,000株と山岡家300株と日経レバ165株。
今日は増やさなかった。
次は、減らせるかどうかである。
オリエンタルランドのPTSを眺めながら、そう思った。
※本記事は私個人の投資記録であり、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。数値は記事作成時点で確認したものです。相場の見方はあくまで個人の印象であり、投資の最終判断は、各自の責任で行うものです。








