本日2026年7月27日、日経平均株価は前週末比320円04銭高の64,931円19銭と反発しました。
数字だけ見れば上昇です。
しかし私にとっては、非常につらい一日でした。

朝のザラ場前、時間外がしっかり上昇していたので期待していたのですが、フタを開けてみればザラ場はさえない値動き。そして再び追証を喰らいました。指数はプラスなのに、です。今日も正直に記録します。
本日の相場——指数は反発、だが中身は選別
まずは主要指標です。
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 64,931.19 | +320.04(+0.50%) |
| TOPIX | 4,066.07 | +54.76(+1.37%) |
| グロース250 | 694.92 | +8.80(+1.28%) |
| 半導体指数(SOX) | 11,884.26 | +65.37(+0.55%) |
| 日経VI(恐怖指数) | 32.41 | -0.47(-1.43%) |
| ドル円 | 163.679 | -0.07% |
| サンデー原油CFD | 84.15 | -1.89% |
反発の支えになったのは、中東情勢の緊張緩和を受けた原油相場の下落です。
米国がイランへの大規模攻撃を当面見送ると伝わったことで、過度な警戒が和らぎました。
景気敏感の自動車株や空運株に買いが向かい、日経平均は寄り付き直後に600円あまり上昇する場面もありました。
ところが、そこから伸び悩みます。TOPIXが+1.37%、グロース250が+1.28%と幅広い銘柄はしっかり上げているのに、日経平均は+0.50%止まり。
この差が、今日の相場の本質を物語っています。
たった2銘柄に泣かされる——日経レバとSBGの呪い
今日の私の含み損益は、指数の動きとは正反対でした。
私のポートフォリオは、日経レバETF(1570)とソフトバンクグループ(9984)がメインです。
この2銘柄がいずれも半導体・ハイテクの比重が大きいため、今日のように「半導体だけがさえない」相場では、指数がプラスでも私のポジションは逆行してしまうのです。
実際、今日は半導体関連の決算期待が高まる様子がなく、キオクシアは一時10%安。
31日に控える4〜6月期決算を前に下げ歩調が強まり、一時は節目の5万円割れも意識されました。
松井証券の大山季之マーケットアナリストは「AI・半導体関連に対する投資家のセンチメントは大きく揺らいでいる」と指摘しています。
その他の持ち株、たとえばイオンやNTTといったディフェンシブ銘柄は比較的しっかり上昇していました。
たったの2銘柄のせいで、ポートフォリオ全体が沈み、あまつさえ追証を喰らう羽目になったわけです。
分散の効いた他の銘柄が頑張っているだけに、この2銘柄の重さが際立ちました。
追証、再び。しかし即入金でソッコー解除
そして取引終了後、また例の通知が届きました。
| 発生日 | 預り金不足予定額 |
|---|---|
| 2026/07/28 | 146,320円 |
| 2026/07/29 | 146,320円 |
先週の暴落で発生した不足金が、TACO反発でいったん解消されかけたのに、今日の2銘柄の弱さでまた復活してしまった形です。
ただ、今回は迷いませんでした。
先ほど入金して、ソッコーで解除してやりました。追証は放置すると新規建の注文ができなくなり、最悪の場合は代用有価証券が証券会社の任意で売却されてしまいます。
だったら、悩む前に入金して潰すのが一番です。
喰らったらすぐ潰す。
これを淡々と繰り返すしかありません。
信用取引を使う以上、この振れ幅は自分で引き受けたリスクです。
都合の良いところだけ書いても意味がないので、追証を喰らったことも、即解除したことも、そのまま記録します。
原油が下がりきらない——TACOの中途半端さ
今日一つ、強く感じたもどかしさがあります。
原油が下がると見せかけて、なかなか下がってくれないことです。
サンデー原油CFDは84.15ドル(-1.89%)。確かに下げてはいるのですが、先週90ドル台まで駆け上がった水準からすれば、まだ「下がりきった」とは言えません。
米国のイラン攻撃見送り観測で時間外は大きく下げたのに、そこから先へは崩れないのです。
これはTACO(Trump Always Chickens Out)が中途半端にしか進んでいない証拠だと思います。
原油が明確に下がりきれば、インフレ懸念が後退し、FOMCや日銀のタカ派警戒も和らぎ、株の買い戻しにつながる。その最後の一押しが来ない。
地政学リスクが半分残ったまま、宙ぶらりんの状態が続いています。
今週は中銀ウイーク——真夏相場の山場
今週は、日米のテック・半導体大手の決算に、28〜29日のFOMC、30〜31日の日銀の金融政策決定会合が重なる「真夏相場の山場」です。
投資家は戦々恐々としています。
大和証券の鈴木雄大郎エコノミストは「直近までの原油高でFOMC、日銀ともにタカ派的なコミュニケーションが警戒されているなかで、双方が金利据え置きとなれば、いったんはイベント通過後の株買い戻しにつながることも考えられる」とみています。
つまり、今週を無事に通過できれば反発の芽はある。
ただし但し書きがあります。
相場の方向性を決定づけるのは、あくまで半導体関連などの決算反応だという点です。
私にとっては、29日決算のアドバンテスト、31日決算のキオクシアの反応が正念場になります。TSMCなどが好決算にもかかわらず株価の反応は「売り」だったことを踏まえると、好決算が素直に好感されない今の地合いが変わらない限り、上値は重そうです。
もう一つ、気になる新材料がありました。
27日、中国の半導体大手・長鑫存儲技術(CXMT)の親会社が上海株式市場に新規上場し、公開価格を大幅に上回るロケットスタートを切りました。
パソコンなどに使う汎用DRAMを得意としており、上場で得た資金で生産を増強すればメモリー全体の需給が緩むとの見方が出ています。
今のようなメモリー高騰の恩恵を受けられなくなるとの思惑から、NAND専業のキオクシアにとっても他人事ではない、とみられています。
私のSBGにも半導体セクター全体のセンチメントとして波及しうる話なので、注視しています。
【余談】玄関のツバメ、まさかの第二陣入居
相場は厳しかったので、最後はほっこりする話を。
とはいえ、こちらも「戦い」の話ではあるのですが。
我が家の玄関には、なぜかツバメの巣が2つ、2mほどの間隔で並んでいます。
少しわかりにくいかもしれません。



同じツバメが気分転換に2つ作ったのか、別のツバメが作ったのかは分かりません。
基本的には、片方(①の巣)だけが使われているようでした。
そして先日、①の巣に居座っていたツバメたちが、いよいよ旅立っていきました。
「やっと糞の掃除から解放された……!」と、心の底からホッとしていたのです。
玄関先の糞掃除は、地味ですが毎日のことなので、それなりの負担でした。
ところが、その矢先です。
今度は数日後に隣の②の巣に、新たな家族が入居してきました。
こんなことがあるんですね。
調べてみると、同じつがいがわざわざ隣に巣を作り直して移ることは通常やらないそうで、①と②は別のツバメである可能性が高いとのこと。
つまり、①で無事に巣立ちがあった「実績のある優良物件」を見て、別のツバメがやってきた、ということのようです。
非常に珍しいケースだと思います。
ちなみに、ツバメが巣を作る家は縁起が良いとされます。
天敵から守られる安全な場所を選ぶ習性から「人の出入りが多く、活気があって安全な家」の証とされ、商売繁盛の象徴とも言われるそうです。
投資ブログ的には、これは吉兆と受け取っておきたいところ。
追証で凹んだ日でも、我が家は「ツバメ界の優良物件」として認定されているのだと思えば、少しは救われます。
とはいえ、現実は現実。
また、糞との戦いが始まります。
縁起物と引き換えの、終わりなき掃除の日々です。
まとめ
指数はプラスなのに追証。
たった2銘柄に泣かされた月曜でした。
ただ、追証は即入金で解除し、他の持ち株はしっかり上げている。ポートフォリオ全体で見れば、致命傷は避けられています。
今週は中銀ウイークと半導体決算の山場。
ここを乗り切れば反発の芽もある。
原油が下がりきるか、そしてキオクシア・アドバンテストの決算がどう転ぶか。
焦らず、無理のないポジション管理で臨みます。玄関のツバメに商売繁盛を祈願しつつ。
それでは。








