本日2026年7月23日、日経平均株価は前日比307円00銭高の66,422円60銭と反発して取引を終えました。
そして私にとって何より大きかったのは、ついに追証の呪縛から解放されたことです。
現物も信用も買付余力が増え、久しぶりに心に余裕が戻ってきました。
今日は相場の話に加えて、密かに準備していた「ちいかわ線香」の争奪戦の話も書きます。
相場も推し活も、事前準備がすべてでした。
本日の相場——AI銘柄復調で日経平均は反発

まずは主要指標を整理します。
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 66,422.60 | +307.00(+0.46%) |
| TOPIX | 4,053.88 | +20.75(+0.51%) |
| 日経半導体 | 4,888 | +3(+0.06%) |
| グロース250 | 699.52 | +2.98(+0.43%) |
| ドル円 | 163.356 | +0.18% |
| 日本国債10年 | 2.770 | +1.61% |
| 米国債10年 | 4.671 | +0.93% |
| サンデー原油CFD | 90.14 | +3.46% |
市場の注目を集めたのは、米グーグルの親会社アルファベットの設備投資計画の増額でした。
22日に発表された2026年4〜6月期決算で、クラウド事業の好調を背景に売上高が市場予想以上に伸びたほか、経営陣が説明会で26年12月期の設備投資額を従来の1,800億〜1,900億ドルから1,950億〜2,050億ドルに上方修正したのです。
さらに経営陣は「27年も設備投資を大幅に増やす」と語りました。
これがAI開発に必要な製品を展開する銘柄、いわゆる「AIツルハシ銘柄」への買いを誘いました。
19世紀のゴールドラッシュで最も稼いだのは金を掘った人ではなくツルハシを売った人だった、という例えですね。
実際、23日はレーザーテックが一時8%あまり上昇、アドバンテストやディスコへの買いも目立ちました。
AIサーバー向けの積層セラミックコンデンサ(MLCC)を手がける村田製作所も上げ、日経平均の上昇をけん引しています。
私のコア銘柄であるソフトバンクグループ(9984)も、アルファベット決算を受けたAI再評価の流れで力強い値動きを見せました。
追証から解放された直後にこの動きは、素直に嬉しい。
原油90ドル台でも下がらない——相場の質的変化に気づいた
ここからが、今日私が最も強く感じた「相場の異変」の話です。
サンデー原油CFDは90.14ドル(+3.46%)まで上昇しました。
中東情勢の緊迫を受けて、原油は連日の高値圏推移です。
ここで思い出してほしいのですが、以前の日経平均であれば、この原油価格の上昇があれば大暴落していました。
原油高はインフレ懸念と企業コスト増に直結し、日本株にとっては典型的な売り材料だったからです。
ところが今日の日経平均はどうか。
上昇して引けただけでなく、時間外の日経平均はさらに上(66,392、+0.42%)で推移しているのです。
これは明らかに、以前とは相場の反応が変わっています。
私はこれを、AI・半導体という成長ストーリーが、地政学リスクという従来の下落要因を上書きしている状態だと考えています。
原油高という重石よりも、アルファベットが示した「AI投資は続く、しかも増やす」というメッセージのほうが、市場にとって強い買い材料になっている。
この構造変化に気づけるかどうかは、今後の相場を読むうえで大きな分岐点になりそうです。
そして、この状況だからこそTACO(Trump Always Chickens Out)になることを願っています。
中東情勢が緩和に向かえば原油は落ち着き、AI相場の追い風だけが残る。
そうなれば理想的な展開です。昨日の時点ではTACOは不発でしたが、まだ可能性は消えていません。
浮かれてばかりもいられない——理想買いの終わりという指摘
ただし、記事を読み込んでいくと、楽観一色ではない材料も見えてきます。
アルファベットの決算では、26年4〜6月期のフリーキャッシュフロー(純現金収支)が58億ドルの赤字だったことが明らかになりました。
前年同期は53億ドルの黒字だったので、大幅な悪化です。
設備投資の拡大による財務負担が懸念され、22日夕の時間外取引でアルファベット株は下落。
同じハイパースケーラーであるアマゾンやマイクロソフトも時間外で売られました。
また、AI・半導体株全般がそろって上昇したわけでもありません。
23日の東京市場ではキオクシアホールディングスの値動きはさえず、ソフトバンクグループも下げる場面がありました。
先週までの下落局面で押し目買いを入れた投資家による戻り待ちの売りが出ているとの指摘もあります。
特に印象的だったのが、立花証券の鎌田重俊参与のコメントです。
「AI・半導体株に対する(業績拡大を期待した)理想買いの局面はいったん終わり、実際に収益が市場にサプライズをもたらすかどうかを見極める段階に移った」というもの。
つまり、期待だけで買われる時期は終わり、これからは実績を問われるということです。
そして重要なのは、ハイパースケーラーの決算はまだ終わっていないという点。
アルファベットが口火を切りましたが、マイクロソフト・アマゾン・メタの3社が来週に控えています。
各社の設備投資計画がアルファベットに続いて上方修正されるかどうかが、AI・半導体セクターの次の方向を決めます。
国内でも来週から主要企業の決算が本格化するので、銘柄間の値動きに差が出そうです。
本日の売買——指値のNTTが約定
本日の取引は、昨日に引き続き指値注文していたNTTが約定したのみでした。
| 銘柄 | コード | 取引 | 約定株数 | 平均約定単価 |
|---|---|---|---|---|
| NTT | 9432 | 現物買 | 100株 | 149.6円 |



昨日は200株を150.3円で買っているので、今日は少し安く拾えた形です。
日経平均はこのまま上昇していくかと思いましたが、いまいちな値動きだったので、指値がひとつ刺さっただけで十分でしょう。
そして冒頭にも書いた通り、追証の呪縛からは解放されました。
現物も信用も買付余力が増えています。
ここ数日、追証通知に怯えながら相場を見ていた身としては、本当に大きな前進です。
ただ、余力が増えたからといって無闇にポジションを膨らませては、また同じ轍を踏むことになります。
ここは慎重に。
【余談】ちいかわ線香の争奪戦に勝利した話
ここからは完全な余談ですが、今日は投資以外にも大きな戦いがありました。
日本香堂の「ちいかわ 青雲」線香の発売日だったのです。
やはりちいかわ人気は凄まじく、発売と同時にネットの状況が非常に不安定になり、購入完了までに結構な時間がかかりました。
サーバーが重くなるのは完全に想定内です。
というのも、今日発売することを知っていた私は、数日前から密かに準備をしていました。
まずやったのが会員登録を事前に済ませておくこと。
当日にアカウント作成から始めていたら、まず間に合いません。
あとは当日10時を待つだけ。
そしてついにその時が来て、勢いあまって4つも購入してしまいました。
断っておきますが、私は転売ヤーではありません。
自宅の仏壇でちゃんと使い切ります。
このパッケージがとにかくかわいい。
そして中身も凝っていて、線香の色がちいかわ(ピンク)、ハチワレ(青)、うさぎ(黄色)になっているのです。
この色分けを考えた人は天才だと思います。
ただ、商品画像を見ていて一つ疑問が湧きました。
線香を立てる小さな白い花の形をした香立てが付いているのですが、これで灰が下に落ちないのか?ということです。
香立ての底はどうなっているのか。
穴が開いていたら、線香が短くなっていって最後には床に燃え移るのではないか。
誰かに聞きたくなりました。
調べたところ、この手の小さな香立ては底が貫通しておらず、花の中心の窪みに線香を挿す構造なので、香立て自体から灰が落ちることはないようです。
ただし燃えながら上から落ちる灰は周囲に散ります。
というわけで、灰が落ちたり床が燃えたりするのは絶対に嫌なので、追加で香皿(こうざら)も購入しました。これで香皿の上に香立てを置いて使えば安心です。
到着が今から楽しみです。
相場で神経をすり減らした日の夜に、ちいかわの線香を焚いて心を落ち着ける。
なかなか良い趣味ではないでしょうか。
明日への備え——金曜アノマリーと回らない寿司
さて、明日は金曜日です。
アノマリー的には下がりやすい傾向があるとされる曜日なので、少し警戒しています。
追証から解放されたばかりで、また下げに巻き込まれるのは勘弁してほしいところです。
というのも、今週末は部下たちに回らないお寿司を奢る予定があるからです。
寿司屋にお金を払うのはまったく構いません。
むしろ喜んで払います。
でも、寿司屋だけならまだしも、市場にまでお金を払いたくないのです。
週末の出費が二重になるのは、さすがに厳しい。
アルファベット決算でAI再評価の流れができ、原油高でも崩れない強さを見せた相場。
この地合いが金曜も続いてくれることを祈りつつ、来週のマイクロソフト・アマゾン・メタの決算に備えたいと思います。
追証から解放され、ちいかわ線香も確保できた今日は、なかなか良い一日でした。明日も無理のないポジション管理で臨みます。








