【2026/10/5】日経1,637円高。悪魔が2人出てきて、私は両方の言うことを聞いた

上昇するチャートを前に、売るか持ち続けるかを両耳でささやかれて迷う個人投資家のイラスト

今日は上がる。

朝のボードを見た時点で、それだけは分かっていました。

原油は下げ、ビットコインは上げ、時間外の日経平均先物は1,300円高。

ここまでお膳立てされて上がらなかったら、もうどうしようもない。

そんな相場でした。


そして実際、日経平均は1,637円高。

私が持っている日経レバ(1570)は、超絶アホみたいな上げ方をしました。

「これ8万いくだろ!」

そう思わせるほどの勢いです。

で、こういうときに出てくるんですよ。

悪魔が。

笑っている悪魔のイラスト
目次

── 本日のまとめ(先に結論) ──

項目内容
日経平均(本日終値)69,946.86円(前週末比 +1,637.40円・+2.40%)
節目取引時間中としては7月1日以来3カ月ぶりに7万円台を回復
主役アドバンテスト。1銘柄で日経平均を360円ほど押し上げ
私の売買日経レバをほとんど売却、ツルハHD・楽天G・イオンを購入
売った理由日足のボリンジャーバンドが+3σにぶつかったから
反省点淡い期待に負けて30株だけ買い戻した
追証通知なし
気になる警告RSIが「買われすぎ」の70%を上回る

── 日経平均1,637円高。アドバンテストが全部持っていった ──

まずは相場の話から、真面目に書きます。

日経平均は前週末比1,637円高の6万9,946円。

取引時間中としては、7月1日以来3カ月ぶりに7万円台を回復しました。

おめでとー!!

拍手している猫のイラスト


指数終値前週末比
日経平均69,946.86+1,637.40(+2.40%)
TOPIX4,145.22+54.22(+1.33%)
日経半導体4,870+116(+2.44%)
グロース250812.24+14.01(+1.76%)

今日の主役は、完全にアドバンテストでした。

1銘柄で日経平均を360円ほど押し上げています。

一時5.3%高の4万700円まで上昇し、株式分割を考慮した上では初の4万円台。

上場来高値を更新しました。


昨年末が1万9,635円だったので、1年足らずで倍以上です。

背景には業績への期待があります。

アナリスト18社の予想をまとめた数字では、27年3月期の純利益は前期比8割増の6,793億円を見込んでいるそうです。

AI処理や、自律的に作業するAIエージェントの市場が広がっていて、検査装置の需要が高まっているとのことでした。

東京エレクトロン、SBG、イビデン、村田製作所、太陽誘電もそろって買われています。

きっかけは、前週末2日の米雇用統計です。

市場予想を下回る結果となり、米利上げ観測が後退しました。

── 悪魔が2人、同時に出てきた ──

さて、ここからが本題です。

日経レバが、もう笑っちゃうくらい上がりました。


「これ8万いくだろ!」

そう思わせる上げ方です。

で、こういうときです。

私の頭の中に、悪魔が出てきます。

しかも2人。


1人目がこう言います。

「売ったら金が入ってくるよ?」


もう1人がこう言います。

「持っていれば、もっと資産が増えるよ?」

どっちも悪魔です。

どっちの言うことを聞いても、だいたい後悔します。

これが投資というものの、いやなところです。

そして私が出した答えは、こうでした。


「売る!」

「ほとんど売る!」

── 「+3σ」という、私なりの根拠 ──

脳波のイラスト(α波)

勢いで売ったわけではありません。

一応、根拠はあります。

日足のボリンジャーバンドが、+3σにぶつかったからです。

……と言われても、何のことか分からない方もいると思うので、説明します。

ボリンジャーバンドとは何か

株価というのは、だいたい平均の近くをウロウロしています。

その「どのへんをウロウロするか」の範囲を、線で示したのがボリンジャーバンドです。

真ん中の線が平均で、その上下に線が引かれます。

線株価がそこに収まる確率の目安
±1σ約68%
±2σ約95%
±3σ約99.7%

つまり+3σというのは、理論上は「めったに来ないくらい上に来ている」状態です。

ただし、これはあくまで理論値です。


現実の株価は、そんなにお行儀よく動いてくれません。

しかもボリンジャーバンドは、直近20日ほどの値動きをもとに毎日引き直されます。

値動きが穏やかな時期が続くとバンドは狭くなり、そこに急騰が来ると、あっさり+3σを突き抜けます。


今日がまさにそれでした。

なので私は「ほぼあり得ない異常事態だ」とは思っていません。

「このへんで一回、息切れすることが多い」くらいの目安として使っています。

そして私の経験上、日足でここにぶつかると、3日後にはだいたい下げています。

毎回です。

何度も見てきました。

だから今日は、迷わず売りました。

いや、迷わずと言うと嘘になります。めちゃくちゃ迷いました。

でも売りました。

── なのに30株、買い戻している ──

はい。

ここが今日の一番ダサいところです。

ほとんど売り切ったはずなのに、心のどこかにこんな声が残っていました。

「もう少し上がるかも」

願っている人のイラスト

この淡い期待に負けて、30株だけ買い戻しました。

根拠を信じて売ったのに、その直後に根拠を裏切っている。

我ながら、どうかと思います。

ただ、30株で止めたのは、まだマシだと思うことにします。

本気で欲が出ていたら、売った分を全部買い戻していたはずなので。

── 本日の売買 ──

銘柄取引株数約定単価
NF日経レバ(1570)現物・売却26株77,660円
NF日経レバ(1570)信用・返済売り210株78,030円
NF日経レバ(1570)信用・新規買い30株77,639.6円
ツルハHD(3391)現物・買い100株2,105.7円
楽天グループ(4755)信用・新規買い1,000株662.6円
イオン(8267)信用・新規買い2,000株1,217.5円

実現損益(SBI証券):+503,660円

並べてみると、売りながら買っています。

結局、悪魔2人の言うことを両方聞いた形です。

── 楽天グループ、お前という奴は ──

今日、一番腹が立ったのが楽天グループです。

下値の限界を突破しました。

アホみたいに下げています。

日経平均が1,637円高ですよ。

それでも下げるんです。

「日経平均? 関係ないですけど」

すっとぼけている人のイラスト

と言わんばかりの売られ方でした。

日経平均が上がっても下落して、日経平均が下がっても下落する。

どうしようもありません。

いや、でもね。

楽天グループはこうでなくちゃ、という気持ちもあるんです。

株主の期待を、きっちり裏切ってくれる。

それでこそ楽天グループ。

……などと言っていますが、本音はこれです。


なんで買ってしまったんだ!!

そして今日、662.6円で1,000株を買い増しています。

文句を言いながら買い増す。

もう自分でもよく分かりません。

── イオンを「謎の根拠」で2,000株 ──

イオンも、今日は無慈悲に下げました。

この下げ方だと、ぶん投げた人も多かったと思います。

そこで私は考えました。


今日は資金が一部に流れているだけだ。

半導体とか、そういうところに・・・。

つまり今日はたまたま、小売りにお金が入らなかっただけ。

そうであって欲しい。

そうだよね?

そうですよね?


よし、買おう。

2,000株。

正直に書きますが、これは謎の根拠です。

「たまたまだから、そのうち戻るはず」というのは、根拠と呼べるものではありません。

分かっています。

分かっていますが、買いました。

今日の日経平均の中身を見ると、確かに資金はAI・半導体に集中していました。

その見立て自体は、そこまで外れていないと思っています。

思っています、が、根拠が弱いことに変わりはありません。

あとは結果を見てから、正直に書きます。

── ソフトバンクグループに、飽きてきた ──

そして我がコア銘柄、SBGです。

夜間のPTSでは爆上げしていました。

週明けは上がるだろうと、誰もが期待する形です。

そして実際、今日も買われた銘柄の中に名前はありました。

でも、全然大きくは上がらない。

この値動き、もういい加減飽き飽きしています。

いいニュースは、あんなに流れているんですよ。

それなのに伸びない。

あくまで相場観としてですが、AIに投資すること自体に、投資家がまだ迷っているのではないかという気がしています。

材料は信じたい。でも金利が怖い。だから買いきれない。

そんな中途半端な気分が、株価に出ている感じがします。

── 山岡家は、安心して保有 ──

唯一、落ち着いて見ていられるのが山岡家です。

再上昇が始まったものとみて、そのまま保有しています。

9月17日に100株を打診買いし、その後400株を追加購入しました。

今は500株です。

打診買いから入って、上がってきたところで買い増す。

我ながら、めずらしく教科書どおりの動きができました。

今のところ正解です。

先月、決算前に全部売って損切りしたときは、本当につらかった。

そのときの記録はこちら↓

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── 浮かれるなよ、という警告もある ──

最後に、冷や水をかけておきます。

今日の記事を読んでいて、気になる指摘が2つありました。

警告内容
RSI14日平均のRSIが、「買われすぎ」の目安となる70%を上回った
MOVE指数米国債の予想変動率を示す指数が、約半年ぶりの高水準

RSIは、株価が買われすぎか売られすぎかを示す指標です。

70%を超えると「ちょっと買われすぎですよ」という合図になります。


私がボリンジャーバンドの+3σで売ったのと、言っていることはだいたい同じです。

そして専門家からは、こんな指摘も出ていました。

米長期金利の6%接近が意識され始めると、株安になる局面が出てくる、と。

今朝の米国債10年の金利は5.277%です。

6%までは、思ったより遠くありません。

AI銘柄への期待が日経平均の7万円台回復を後押ししているけれど、上値追いに向けて楽観一辺倒とは言い難い。

そう締めくくられていました。

私も同感です。

だから今日、売ったわけですし。

── まとめ ──

今日は日経平均1,637円高、7万円台回復という華やかな一日でした。

そして私の中には、悪魔が2人出てきました。

「売ったら金が入るよ」と「持ってれば増えるよ」。

私はボリンジャーバンドの+3σを根拠に売り、その直後に淡い期待で30株買い戻しました。

つまり、両方の言うことを聞いています。

楽天グループには裏切られ、イオンは謎の根拠で2,000株買い、SBGには飽き始めています。

RSIは買われすぎを示し、米金利は5.277%。

3日後、私が「売って正解だった」と書いているのか、「なんで売ったんだ」と嘆いているのか。

それは、また正直に書きます。


※本記事は個人の投資記録であり、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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