【2026/10/28】「痛いで済む量まで減らす」と書いて1週間。私はソフトバンクGを1,500株持っていた

ゲーム台に座り直す人物と、その後ろで止めようとするもう一人の自分のイラスト。損を取り返したい気持ちと、口座を守りたい気持ちの葛藤を表現

私は1週間前、こう書いた。

次に大きな下げが来ても、「終わり」ではなく「痛い」で済む量まで、持ち株を減らす。

大きく勝つより先に、終わらないことを考える。


いい文章である。

書いた本人も、そう思っていた。

1週間後の私の口座。

ソフトバンクグループ、1,500株。

そのうち1,000株は信用取引。

山岡家、700株。

日経レバ、180株。

減らしたはずのものが、増えている。

人間は、1週間で元に戻る。

目次

── 本日のまとめ(先に結論) ──

項目結論
日経平均63,954.19円(+685.82円/+1.08%)。続伸
TOPIX3,991.71(-5.66/-0.14%)。日経平均と逆に小幅安
日経半導体3,989(+243/+6.49%)。AI・半導体が買い戻された
背景コアウィーブ発の信用不安が一服。米半導体株も底打ちの兆し
私の売買日経レバ・山岡家などを買い、幸楽苑200株を売却
保有ソフトバンクG1,500株、山岡家700株、日経レバ180株
今夜の山場米FOMCの結果と、アルファベット・マイクロソフトの決算
シーサーだらけくじ10連を1回。1時間待って、まんべんなく出た

── 日経平均は685円高。でもTOPIXは下がっていた ──

指標終値前日比
日経平均63,954.19+685.82(+1.08%)
TOPIX3,991.71-5.66(-0.14%)
グロース250797.98+13.76(+1.75%)
日経半導体3,989+243(+6.49%)
日本国債10年2.832%─
韓国KOSPI6,012.45+374.10(+6.63%)
日経先物(ミニ・夜間)64,255-195(-0.30%)

※28日18時19分時点のボード表示。

日経平均は685円高。

TOPIXは、小幅安。

また、日経平均とTOPIXが逆を向いた。

日経半導体は6.49%高。

キオクシアは14%近く上がった。

ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロンにも買いが入った。

値段の高いAI・半導体株が大きく上がって、日経平均だけを持ち上げた。

AIを可視化したイラスト

ほかの大勢は、ほぼ横ばいだった。

10月13日は、声のデカい数人が転んで、教室全体が倒れたように見えた。

28日はその逆。

声のデカい数人が立ち上がって、教室全体が元気になったように見えた。

教室の中身は、あまり変わっていない。

── コアウィーブの不安は「消えた」のではなく「一服」 ──

親指を立てて喜んでいる男性のイラスト

15日の3,318円安の引き金になった、コアウィーブ。

AI専用の貸し倉庫屋の、借金の不安である。

ここに来て、資金調達をめぐる明るい話が続いた。

出来事(報道ベース)市場の受け止め
ブロードコムが、アンソロピックの半導体調達を支えるため、複数の金融機関が資金供給の枠組みをつくったと発表AI企業にお金を貸す人は、まだいる
メタの250億ドルの株式売り出しに、発行株数の約5倍の需要が集まったと報道AIへの投資にお金を出す人も、まだいる
コアウィーブの株価が27日に7.9%高不安の震源地が落ち着いた
米半導体指数(SOX)は22日に約3カ月ぶりの安値、そこから3日続伸200日移動平均線でぎりぎり踏みとどまった

「お金が続くのか」という心配に、「まだ続きそうだ」という材料が並んだ。

韓国のSKハイニックスの決算を受けて、韓国株も6.63%高。

アジアの半導体が、そろって息を吹き返した。

ただ、こういう声もある。

信用不安が消えたわけではない。

悪い面ばかりに目が向く、過剰な警戒からは抜けつつある。

超訳すると、こうなる。

火事は消えていない。

みんなが少しだけ、落ち着いて消火器の場所を確認し始めた。

── 21日からの1週間 ──

前回の記事は21日の分だった。

そこから28日までを、ざっくり並べる。

日付出来事
10月21日日経平均64,621円。損切り200万円超、追加入金60万円超と書く
10月22日米SOXが約3カ月ぶりの安値
この1週間日経レバを一部損切り。その後、少し買い戻す
この1週間山岡家が大きく下げたあと、勢いよく上昇。焦って買う
この1週間ソフトバンクGを、めげずに再び買う
10月27日日経平均の終値は63,268円台
10月28日日経平均は685円高の63,954円

日経平均は、1週間で700円近く下がっている。

その間に、私の持ち株は増えている。

── 28日の私の売買 ──

銘柄取引数量単価
NF日経レバ(1570)現物買5株64,760円
NF日経レバ(1570)信用新規買20株64,774円
山岡家(3399)信用新規買100株5,110円
NF J-REIT(1343)現物買10株1,813.5円
RIZAPグループ(2928)現物買100株166円
楽天グループ(4755)現物買100株617.2円
幸楽苑(7554)現物売200株1,176.1円

買いが6件。

売りが1件。

1週間前に「減らす」と書いた人間の売買とは、とても思えない。

── 現在の持ち株:減らすはずが、増えていた ──

銘柄現物信用合計
ソフトバンクグループ(9984)500株(SBI証券300株、マネックス証券100株、SMBC日興証券100株)1,000株1,500株
山岡家(3399)400株300株700株
日経レバ(1570)15株165株180株

ひとつずつ、正直に振り返る。

ソフトバンクグループ:大損した相手に、もう一度

今年、私をいちばん痛めつけた銘柄である。

21日の記事で「戦犯」と書いた。

その戦犯を、めげずに買い直した。

いまは全部で1,500株。

そのうち1,000株が信用取引だ。

心の声を、そのまま書く。

たのむから、馬鹿みたいに上がってください。

そして、あの大損した金額を回収させてください。

書いてから、読み返した。

これは投資の理由ではない。

祈りである。

お祈りしている男女のイラスト

「損した分を取り返したい」という気持ちで、損した銘柄を大きく持つ。

パチンコで負けた人が、同じ台に座り直すのと、構図はほぼ同じだ。

台が出ることもある。

でも、座り直す理由が「取り返したいから」なのは、だいたいよくない。

28日にソフトバンクGが買われたのは事実で、追い風は吹いている。

ただ、1,000株の信用取引は、追い風がやんだ瞬間に、また向かい風になる。

山岡家:売ったら上がり、下がったあと上がったので、焦って買った

ラーメンのイラスト

9日までに全部売った山岡家。

そのあと上がって、21日の記事で「売ると上がる、の完成形」と書いた。

その後、爆下げした。

そこから、勢いよく上がり始めた。

焦った。

買った。


いまは現物400株と信用300株で、合計700株。

28日の信用買いは、5,110円。

9日に売ったのは4,515円だった。

600円高い値段で、売った株を買い戻している。

しかも、9日に持っていた500株より多い。

21日に「天井は神のみぞ知る」と書いた。

神のみぞ知る天井の近くで、私は700株持っている。

日経レバ:損切りして、また買って

この1週間で、一部を損切りした。

そのあと、また少し買った。

いまは現物15株、信用165株の180株。

13日の200株から、ほとんど減っていない。

切って、戻して、ほぼ元の位置。

手数料だけが、確実に減った。

── 私の中で、2人の私が戦っている ──

21日の私は、こう書いた。

「終わる」量を持ったまま、相場の機嫌をうかがうのは、もうやめたい。


28日の私は、こう思っている。

たのむから、馬鹿みたいに上がってください。

前者は、口座を守ろうとしている。

後者は、口座を取り戻そうとしている。

守る私と、取り戻したい私。

今週は、取り戻したい私が勝った。


ここで、自分への確認を一つだけ書いておく。

21日の時点で、もう一度大きく下げたら「完全に終わる」状態だった。

入金も、もうできないと書いた。

その状態で、信用取引の株を増やした。

次に15日のような日が来たら、今度は入金ではなく、損切りでしか対応できない。

それも、相場が一番安いところで。

取り戻したい私が、守る私の口座を賭け金にしている。

それだけは、忘れないでおきたい。

── 米国株(27日):半導体が3.60%高 ──

指標終値前日比
ダウ平均52,377.57+15.99(+0.03%)
ナスダック総合26,477.81+308.43(+1.18%)
S&P5007,722.60+45.83(+0.60%)
半導体指数(SOX)11,482.51+399.04(+3.60%)
恐怖指数(VIX)17.50-0.06%
米国債10年5.015%─
ドル円157.758円─
原油(WTI)101.565ドル-0.49%

半導体指数は3.60%高。

米長期金利は5%台前半まで下がってきた。

10月上旬は5.3%台だった。

ただ、原油は1バレル100ドルを超えたままである。

原油が高いと、物価が下がりにくい。

物価が下がらないと、金利も下がりにくい。

株の追い風と向かい風が、同じ画面に並んでいる。

── 今夜の山場:FOMCと、AIにお金を払う側の決算 ──

議会のイラスト

28日は、米国で大きな予定が2つある。

予定注目点
米FOMC(金融政策の会合)政策金利は据え置きの見方が多い。ウォーシュ議長が会見で何を言うか
アルファベット・マイクロソフトの決算AIにお金を払う側が、まだ払い続けるのか

FOMCは、利上げを求める反対票が複数出るという予想もある。

ウォーシュ議長はもともと、先の方針をあまり語らない人だと言われている。

語らなければ、市場は「利上げに慎重だ」と受け取るかもしれない。

原油が高いままなので、甘い顔はしにくい、という見方もある。


そして、アルファベットとマイクロソフト。

14日の記事で、ゴールドラッシュの話を書いた。

ASMLやTSMCは、つるはし屋だった。

アルファベットとマイクロソフトは、金鉱にお金を払って掘らせている側である。

この2社が「まだ掘る」と言えば、半導体には追い風が続く。

「少し掘るのを控える」と言えば、半導体の買い戻しは止まるかもしれない。

私のソフトバンクG1,500株と日経レバ180株は、その答えを最前列で聞くことになる。

今回も、席を選んだのは私である。

── 余談:シーサーだらけくじ、1時間待ちの10連 ──

シーサーのイラスト

28日は、ちいかわの「シーサーだらけくじ」の発売日だった。

開始は11時。

待った。

待たされた。

結局、引けたのは12時だった。

1時間待ちである。


こんなことは、今までなかった。

映画などで、ちいかわを知る人が増えたのかもしれない。

前回のくりまんじゅうのくじは、途中で売り切れて終了した。

今回も、途中で終わりそうな気がしている。

私は10連を1回だけ引いた。

結果は、まんべんなく出た。

いろいろなシーサーが、ほどよくばらけて来てくれた。

満足である。


くじは、10連1回で満足してやめられた。

株は、損したあとにもう1回、もう1回と買ってしまう。

くじを引くときの私に、株の売買をお願いしたい。

── 明日に向けて ──

28日夜の時点で、日経先物(ミニ)は64,255円で195円安。

答えは、FOMCと決算を見てからになる。

上がれば、取り戻したい私が喜ぶ。

下がれば、守る私が「だから言ったでしょ」と言う。

どちらに転んでも、言い訳の準備だけはできている。

あとは、口座の準備である。


※本記事は私個人の投資記録であり、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。数値は記事作成時点で確認したものです。相場の見方はあくまで個人の印象であり、投資の最終判断は、各自の責任で行うものです。

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