9月16日の日経平均は4日ぶりに反発し、前日比438円高の6万3,923円で取引を終えました。
東証プライムの7割ほどの銘柄が上昇した、悪くない一日です。
ただ、私の持ち株はその輪の中にいませんでした。
前日に7.5%も上げたSBGは、この日は下落。
「日経平均は上がっているのに、自分の持ち株は上がらない」
以前にも味わった、あの居心地の悪い感覚がまた戻ってきました。
そして日付が変わった深夜、FRBが3年2カ月ぶりの利上げに踏み切りました。
ダウは631ドル安。
この記事では、私が蚊帳の外に置かれた理由と、FOMCの中身を記録します。
── 本日のまとめ(先に結論) ──
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日経平均(本日終値) | 63,923.00円(前日比 +438.90円・+0.69%)4日ぶり反発 |
| 買われた銘柄 | 石油石炭製品、鉱業、海運。高配当のバリュー株が中心 |
| 売られた銘柄 | SBG、キオクシア。AI・半導体は不安定 |
| 上昇の理由 | 9月末に向けた中間配当の権利取り |
| 私の売買 | なし。4営業日連続で何もせず |
| 追証 | 通知なし |
| 深夜のFOMC | 0.25%の利上げを決定。政策金利は3.75〜4.00%に |
| ダウ | 631ドル安。一時900ドル超下落した後、やや戻す |
── 日経は上がった。でも私の持ち株は下がった ──
この日、日経平均は438円高。
東証株価指数(TOPIX)も0.61%高で、東証プライムの7割ほどの銘柄が上昇しました。
数字だけ見れば、良い日です。
| 指数 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 63,923.00 | +438.90(+0.69%) |
| TOPIX | 4,061.72 | +24.56(+0.61%) |
| グロース250 | 771.30 | -17.90(-2.27%) |
ところが、私の持ち株であるSBGは下落しました。
前日に7.5%上げたばかりなのに、この日は逆戻りです。
キオクシアも同じく下落。
そしてグロース250は2.27%安と、しっかり下げています。
日経平均が上がっているのに、自分の持ち株だけが取り残される。
この感覚、何度味わっても慣れません。
── 買われていたのは「配当」でした ──
では、何が買われていたのか。
調べてみると、この日の主役ははっきりしていました。
中間配当の権利取りです。
9月末に向けて、配当をもらう権利を得るための買いが入っていました。
権利付き最終売買日は9月28日です。
業種別で上昇率の上位に顔を出したのは、次のような業種でした。
| 業種 | 上がった理由 |
|---|---|
| 石油石炭製品・鉱業 | 原油高が追い風。INPEXなど |
| 海運業 | 中東情勢の緊迫で海運運賃が高止まり。日本郵船、商船三井、川崎汽船がそろって堅調 |
| 通信 | 金利上昇の影響が小さく、配当が狙える。NTTは2年5カ月ぶり高値 |
どれも高配当で知られる銘柄です。
配当利回りの高い銘柄を集めた「東証配当フォーカス100指数」は、9月1日に最高値を更新していました。
専門家からは、これまで出遅れが目立っていた分、AI半導体株を売った資金の受け皿になっている、との指摘も出ています。
なぜ「配当」に資金が向かうのか
ここには、金利が関係しています。
16日午前には、新発20年物国債の利回りが3.925%と、およそ30年ぶりの高さをつけました。
金利が上がると、将来の成長に期待して買われている株ほど売られやすくなります。
AI・半導体がまさにそれです。
その一方で、今すぐ配当という形でお金がもらえる株は、金利が上がっても比較的強い。
資金が「将来の夢」から「目の前の配当」へ移動している、というのが今の相場の形だと思います。
そして私の持ち株は、見事に「将来の夢」側に固まっています。
SBG、日経レバ。どちらも配当で買われる銘柄ではありません。
蚊帳の外になるのも、当然といえば当然でした。
── 本日の売買:4日連続で何もせず ──
この日も、私の動きは全くありませんでした。
これで4営業日連続です。
追証の通知も来ていません。
山岡家の3,290円の指値も、そのまま置いてあります。
今週はFOMCと日銀の会合という2つの山が控えていたので、その前にポジションを動かす気にはなれませんでした。
結果として、それで良かったと思っています。
前日の記録はこちら↓

── 深夜、FRBが3年2カ月ぶりの利上げ ──
そして日付が変わった17日午前3時、FOMCの結果が出ました。
FRBは政策金利を0.25%引き上げ、3.75〜4.00% とすることを決定。
利上げは2023年7月以来、3年2カ月ぶりです。
市場の予想通りではありました。
ただ、問題は中身でした。
「1回で終わり」ではなさそう
参加者の政策金利見通し、いわゆるドットチャートでは、26年末の予想中央値が追加利上げ1回分に相当する水準となりました。
つまり、年内にもう1回上げる可能性が示されたわけです。
ウォーシュ議長の記者会見も、かなり強い内容でした。
| ウォーシュ議長の発言 |
|---|
| インフレは高過ぎ、その状態が長く続いているというのが明白な事実だ |
| われわれの最重点課題はインフレだ |
| 夏場のデータを見ても、インフレが改善したとは言えない |
| 金融環境は引き締め的ではないとの見方がFOMC内で広く共有された |
最後の一行が、特に重いと感じました。
「まだ引き締めが足りない」と読めるからです。
市場では、インフレが収まるまでは利上げが続くとの懸念が強まり、株売りの勢いが強まった、との指摘が出ていました。
トランプ大統領の圧力には屈しなかった
今回のFOMCには、もう一つの注目点がありました。
トランプ大統領が、FRBに一貫して利下げを求めてきたことです。
トランプ大統領は、金融政策が緩和されなければ貿易戦争を拡大する可能性があると警告し、9月13日にも米国の借り入れコストは世界で最も低くあるべきだと主張していました。
11月の中間選挙を控えるなかでの利上げは、政権の批判を招く可能性が高いとされていました。
それでもウォーシュ議長は、上げた。
あくまで印象ですが、中央銀行としての独立性を守る判断をした、ということなのだと思います。
── ダウは631ドル安。でも底では終わらなかった ──
16日の米国株はこうなりました。
| 指数 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| ダウ平均 | 51,461.90 | -631.21(-1.21%) |
| ナスダック | 25,978.42 | -3.146(-0.01%) |
| 米国の半導体株指数(SOX) | 11,246.11 | +70.56(+0.63%) |
ダウは3日続落で、6月中旬以来3カ月ぶりの安値。
下げ幅は一時900ドルを超えました。
私が気になったのは、そこから終値にかけて戻している点です。
900ドル安から631ドル安まで、270ドルほど買い戻されている計算になります。
さらに言えば、ナスダックはほぼ横ばい。半導体株指数に至ってはプラスです。
エヌビディアも上昇しました。
売られたのはボーイングやIBM、ゴールドマン・サックスといった銘柄で、ハイテクは意外と粘っている。
「利上げ=全面安」とは、なっていないわけです。
── 日本も利上げなら、同じように急落するのか ──
ここからは私の相場観です。
日本も間違いなく利上げすると思っています。
FRBが実際に上げた以上、日銀も動きやすくなったはずです。
そして日本もダウと同じように急落するのではないか、と踏んでいます。
ただ、正直に言えば、この予想には自信がありません。
気になる材料が2つあるからです。
| 材料 | 内容 |
|---|---|
| 6月の前例 | 日銀が利上げした6月、日経平均はむしろ7万円に乗せた。織り込み済みで無風だった |
| 今朝の時間外 | 日経平均先物は708円高。ダウ631ドル安を受けても、日本株は買われている |
今朝のボードを見ると、ドル円は156円台まで円安が進んでいました。
アメリカの金利が上がってドルが買われた形で、輸出企業にとっては追い風になります。
つまり、米国の利上げは日本株にとって必ずしもマイナスではないということです。
とはいえ、日銀の利上げとなれば話は別かもしれません。
日本の金利が上がれば、円高に振れる可能性もあります。
結局のところ、会合の結果そのものより、その後の会見で「次はいつ上げるのか」がどう語られるかが焦点になるのだと思います。
日銀の会合は、今日17日と明日18日。
私にできるのは、余計なポジションを持たずに待つことくらいです。
── まとめ ──
9月16日は、日経平均が438円高で4日ぶりに反発した一方、私の持ち株は取り残された一日でした。
買われていたのは、石油、海運、通信といった高配当のバリュー株。
資金が「将来の夢」から「目の前の配当」へ移っているのを、はっきり感じました。
そして深夜、FRBが3年2カ月ぶりの利上げ。
ダウは631ドル安となりましたが、安値からは戻して終えています。
今日と明日は日銀の会合です。
4営業日連続で何もしていませんが、今の私にはそれが精一杯であり、たぶん最善でもあります。
※本記事は個人の投資記録であり、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。投資は自己責任でお願いします。







