株式投資でさらにしあわせになりたい40代です。
昨日(6/9)は日経平均が+1,392円と急騰し、私は反発を狙って買ったポジションが報われて喜んでいました。
ところが一夜明けると、世界の株価は崩れていました。
しかも10日の未明には、ホルムズ海峡で米軍ヘリがイラン軍に撃墜され、米軍が報復攻撃に出たという、いかにも原油高を招きそうなニュースまで飛び込んできました。
普通なら「中東で軍事衝突→原油高→株安」という反応になるはずです。
ところが、このニュースが出たあとに世界の株価指数を見ても、原油は上がるどころか下げていました。
この違和感が、今回の記事の出発点です。
中東のニュースが直接の主因でないなら、今回の世界同時株安の本当の原因はどこにあるのか。
自分なりに切り分けてみました。
※はじめにお断りしておくと、この記事は相場の見通しを断定するものではなく、自分が原因をどう読んだかという思考の記録です。
また後半では自分の保有株について書きますが、特定の売買を勧めるものではありません。
ドンキ×ちいかわコラボのくりまんじゅうが届いた。
先日ドンキとちいかわのコラボで販売された豹柄のくりまんじゅう。
田舎のドンキでも販売されることになり、「どうせ田舎だし後から行っても大丈夫」
根拠のない自信だけを当てにして余裕を持って午後にお店に行ってみました。
しかも2時間近くかけて。
「すみません、午前で終わったんですよ・・・」
苦笑いで「そうなんですね・・・」
ショックでした。田舎のドンキを完全に舐めてました。

結局メルカリさんに頼みました。
本当に買えてよかった。
口に泡がついてるのがイイ!
前日の喜びから一転、世界株安に
まず、相場の状況を整理します。6/9の日中は日経平均+2.17%の全面高でしたが、その夜に米国市場が崩れ、日経の時間外・先物も大きく下げました。
10日の東京市場では、日経平均は前日比-1,237円(-1.9%)安の64,179円で引けています。
取引時間中には下げ幅が1,600円を超え、節目の64,000円を割り込む場面もありました。
8日に-2,563円、9日に+1,392円、そして10日に-1,237円。この激しい上下動そのものが、今の相場がいかに不安定かを物語っています。
下の表は、私がチェックした主要指数の状況です。半導体指数(SOX)の弱さと、恐怖指数VIXの上昇が目を引きます。
| 指数 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 日経平均(時間外) | 64,203 | -1,213 | -1.85% |
| ダウ平均 | 50,872.11 | +86.10 | +0.17% |
| ナスダック | 25,678.82 | -250.84 | -0.97% |
| S&P500 | 7,386.65 | -19.08 | -0.26% |
| 半導体指数(SOX) | 12,657.81 | -248.89 | -1.93% |
| 恐怖指数(VIX) | 19.88 | +0.95 | +5.02% |
| 韓国KOSPI | 8,096.94 | +612.52 | +8.18% |
| 台湾加権指数 | 43,225.54 | — | -3.3% |
中東でホルムズ海峡の軍事衝突が起きた
10日の未明、中東で緊張が一段と高まりました。
報道によれば、トランプ米大統領は、米軍の攻撃型ヘリ1機が8日夜にホルムズ海峡でイラン軍に撃墜されたと公表。
その報復として、米中央軍が9日にイランへ「自衛的な攻撃」を始めたと発表しました。
米国とイランの間で、再び攻撃の応酬となっている状況です。
ホルムズ海峡は原油輸送の生命線です。
ここでの軍事衝突は、教科書的には原油急騰・株安の典型パターンです。
私も最初は「これは原油が跳ねるな」と身構えました。
でも、原油は反応していなかった
ところが、です。このニュースが出たのは10日の午前3時頃。
その後に世界の株価・商品を確認しても、原油は上がっていませんでした。
それどころか下げていたのです。本来「地政学リスク→原油高」のはずが、まったくそうなっていない。
これは自分の目で確認した、教科書通りにいかない事実でした。
なぜ原油が反応しなかったのか。
考えられる理由の一つは、市場が米イランの小競り合いに慣れてしまっていることです。
両国の軍事的な応酬は今年に入って繰り返されてきました。
報道でも、トランプ氏が「イランとの合意は近い」と主張した回数は37回にのぼり、発言の信ぴょう性が薄れていると指摘されています。
市場は「またか」と受け止め、本格的な供給途絶には至らないと判断したのでしょう。
(※追記)……と、ここまでが10日時点の話でした。
ところが翌11日の朝に確認すると、原油(サンデー原油CFD)は+3.86%と、はっきり上昇に転じていました。
一方で金は-4.90%と下落。←金利上昇による。
どうやら市場も、時間差でホルムズ海峡のリスクを織り込み始めたようです。
地政学リスクは、すぐにではなく遅れて効いてくることがある。
その典型を、今まさにリアルタイムで見ている気がします。
| 指数・商品 | 値 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 64,179.27 | -1,237.36 | -1.89% |
| TOPIX | 3,847.60 | -48.51 | -1.25% |
| グロース250 | 722.49 | -18.11 | -2.45% |
| ダウ平均 | 49,918.78 | -953.33 | -1.87% |
| ナスダック | 25,169.50 | -509.32 | -1.98% |
| S&P500 | 7,266.99 | -119.66 | -1.62% |
| 半導体指数(SOX) | 12,206.46 | -451.35 | -3.57% |
| 恐怖指数(VIX) | 22.23 | +2.35 | +11.82% |
| 原油(CFD) | 92.26 | — | +3.86% |
| 金(先物) | 4,044.89 | — | -4.90% |
| ドル円(USD/JPY) | 160.530 | — | +0.09% |
6月11日朝に確認した主要指数・商品。前日は無反応だった原油(CFD)が+3.86%と上昇に転じる一方、金は-4.90%と下落。恐怖指数VIXは+11.82%に跳ね上がった。
では、本当の原因はどこにあるのか
原油が動いていない以上、今回の下げの主因は中東ではない。
そう考えて他の材料を見ると、答えははっきりしていました。米国の利上げ警戒と、過熱していた半導体・ハイテク株の崩れです。
きっかけは5月の米雇用統計でした。
これが強い内容だったことで、FRBが年内に利上げするのではという観測が高まり、米長期金利は上昇基調になっています。
金利の上昇は、遠い将来の利益を当てにして買われているハイテク株にとって重荷です。
これまでAI・半導体ブームで記録的に上がってきた銘柄が、利益確定売りで崩れ始めた、というのが実態のようです。
台湾株が-3.3%、韓国KOSPIも大きく下げたのは、どちらも半導体のウエイトが高い市場だからで、すべて同じ一本の線でつながります。
中東は、今のところ「不気味な背景」ではあっても、今回の下げの直接の主因ではない。
市場が見ているのは、地政学よりも金利とハイテク株の方だった。
これが私の出した結論です。
ただし、もしホルムズ海峡の封鎖が現実になれば原油は遅れて跳ねる可能性があり、そこは引き続き警戒が必要だと考えています。
渦中で、自分の買った株はどうなったか
ここからは正直な自分の話です。
昨日、私はこの反発を狙って、ソフトバンクグループ(9984)と日経レバレッジ(1570)を、どちらも日足のボリンジャーバンド中央線での反発を期待して買いました。
ところが今日、その中央線をあっさり割り込みました。9984は終値6,461円、前日比-8.33%という大きな下げです。
傘下のアーム・ホールディングスが米国市場で急落したことが直撃し、まさに今回のハイテク崩れの象徴のような値動きになりました。
中央線を割ったのだから、テクニカルのセオリーで言えば、ここは一度手仕舞う考え方もあります。
MACDもシグナルを下回り、勢いは下向きです。
正直に言って、ここから反発する確率は高くないと自分でも思っています。
それでも、私は両方とも保有を続けることにしました。
理由は一つだけ。少し前の5月20日にも、同じように中央線まで下げてからそこで反発した前例があるからです。
今回も同じパターンになる可能性に、確率は低いと分かったうえで賭けてみる、という判断です。
ただし、1570(日経レバ)については、9984より分が悪いことも自覚しています。
1570は値動きが2倍になるレバレッジ商品で、下げ局面では損失の膨らむスピードが速い。
さらにレバレッジ型は、相場が上下を繰り返すと、たとえ日経平均が同じ水準に戻っても元の値に戻りきらない「逓減(ていげん)」という性質があります。
だから「中央線まで戻れば買値に戻る」とは限らない。それでも保有を続けるのは、あくまで自分の判断であって、人に勧められるやり方ではありません。



注目の米CPIは予想通りの強さだった
相場の目先の最大の関門だった5月の米CPI(消費者物価指数)は、日本時間10日夜に発表されました。
結果は前年比+4.2%。4月の+3.8%から加速し、2023年4月以来の大幅な伸びとなりました。
前月比でも+0.5%です。
数字だけ見ればインフレ再燃を示す強い内容で、利下げはさらに遠のいたと言えます。
ただ、見逃せないのは、この+4.2%が市場予想とぴったり一致していたことです。
つまり、悪い数字ではあったものの、市場がすでに織り込んでいた範囲内で、新たなサプライズではなかった。
だからこそ、株価の下げの主役は今、CPI(利上げ警戒)よりも、中東情勢(原油高)に移りつつあるように見えます。
私が買った9984も1570も、この地合いに大きく左右される状況に変わりはありません。
利上げ警戒という重しに加えて、中東による原油高という新しい火種が乗ってきた。
正直、楽観できる材料は乏しいというのが実感です。
震えています。
おそらく不足金のお知らせがくるでしょう。
ニュースの見出しではなく、資産の動きを見る
今回いちばん学んだのは、「中東で軍事衝突=原油高=株安」と見出しで短絡せず、実際に株・金・原油・為替がどう動いたかを並べて見ることの大切さです。
原油が動いていないという一点に気づけたから、下げの本当の主因が金利とハイテク株にあると切り分けられました。
自分の保有株は中央線を割り、確率の低い賭けに出ている状態です。
この判断が正しかったかどうかは、近いうちにまた答え合わせの記事で正直に書こうと思います。
うまくいってもいかなくても、その記録こそが意味のあるものだと思っています。








