【投資日記7/15】日経1,008円高もSBGは逆行安。IBMショックが「AI追い風」に化けた優勝劣敗相場

日経平均1008円高の中でソフトバンクグループが逆行安となった2026年7月15日の相場を振り返る投資日記のアイキャッチ画像。上昇する日経平均チャートと下落するSBGを見つめる個人投資家。

7月15日の東京株式市場は、日経平均が前日比1,008円高(+1.49%)の6万8751円で終えました。

日経平均株価の日足チャート
日経平均株価の日足チャート

前日の米IBM決算をきっかけに、AI関連株が買われて相場を牽引する一方、「AIに代替される側」の業種は売られるという、はっきりした優勝劣敗の一日。

指数は1000円高でも、私のコア銘柄であるソフトバンクグループ(9984)は逆行安という、なかなか痛いところを突かれる展開でした。

今日の私の取引と、そこで感じたことを正直に書いていきます。

目次

CPI通過とIBMショック――米国発の2つの材料

今日の日本株を押し上げた土台は、大きく2つあります。

1つ目が、前日発表された6月の米消費者物価指数(CPI)

市場予想を下回る内容で、7月FOMCでの利上げ観測が後退しました。

「米国の利上げ観測が後退し、投資家心理が持ち直した」という市場関係者のコメントも出ており、CPIの数字に安堵した参加者は多かったようです。


2つ目が、前日の米国市場でのIBMショック。IBMは4〜6月期決算で1株利益が市場予想に届かず、株価は20%超も急落しました。

顧客企業がAIインフラの設備投資を優先し、ソフトウエア支出を減らしているという内容です。


ここが今日の相場の面白いところで、このIBMショックが日本市場では「AI追い風」として解釈されました。

岩井コスモ証券のアナリストは「米IBMの決算はむしろAI需要が旺盛である証拠だった」とコメント。

顧客がIBMのソフトへの予算を絞り、メモリなどハードウエアのAI投資に振り向けたことは、AI全体にはむしろプラスと捉えられた、というわけです。

実際、半導体指数SOXは+2.54%、東証の日経半導体は+3.97%と、ハード側は堅調そのもの。

レーザーテック、イビデン、フジクラといった半導体関連が上昇率上位を占めました。

同じニュースでも「ソフトはダメ、ハードは買い」と綺麗に色分けされたのが今日の特徴です。

SBGは逆行安。心配していたことが的中

正直に書くと、昨晩の時点で私が心配していたのが、まさにこの点でした。

IBMショックはソフトウエア関連への売りに波及します。

「AI関連開発ではハードウエアのコストが重荷となり、ソフトウエア関連にマイナスに働く」との思惑から、ソフト関連株は下げが目立ちました。


日経平均採用銘柄の下落率ランキングを見ると、ソフトバンクグループは第9位(▲3.25%)。

指数が1,000円上げているのに、コア銘柄が3%以上下げているという逆行安です。

ARM連動という文脈もありますが、今日はそれ以上に「ソフトウエア関連」というくくりで売られた印象が強いです。


それでも私は、今日マネックス証券でSBGを6437円で100株買い増しました

ソフト株売りの流れは短期的なもので、SBGの本質はOpenAI持分をはじめとする投資ポートフォリオにあると考えているからです。

下げたところを拾う、という自分の方針は崩していません。

今日の取引――利確と押し目買い

今日の私の売買を整理します。

利確した銘柄

銘柄(コード)証券会社数量・単価実現損益
日経レバETF(1570)マネックス5株 @74,380円+12,975円
ツルハHD(3391)SBI100株 @2,299円+5,600円
マネックス証券実現損益
マネックス証券実現損益
SBI証券実現損益
SBI証券実現損益


新規に買った銘柄

銘柄(コード)証券会社数量・単価区分
ソフトバンクG(9984)マネックス100株 @6,437円現物
山岡家(3399)SBI200株 @3,770円現物
山岡家(3399)SBI100株 @3,750円信用
大王製紙(3880)SBI200株 @958.3円現物
イオン(8267)SBI200株 @1,377.8円現物
SBI証券約定画面
SBI証券約定画面


マネックス証券約定画面
マネックス証券約定画面

日経レバとツルハで利益を確定しつつ、逆行安のSBGと、山岡家・大王製紙・イオンといった内需・ディフェンシブ寄りの銘柄を仕込む形になりました。

AI一辺倒の相場に対して、少しバランスを取りにいった格好です。

日経レバは「無理をしなくて正解」だった

今日の日経レバ(1570)は、午前に下げて後場に上昇するという値動きでした。

私はこの午前の下げで慌てて動くことはせず、後場の戻りで淡々と利確しました。


振り返ると、今日も結局「無理な取引をしなくて大丈夫だった」というのが実感です。

信用評価損益率は10日申し込み時点で▲4.95%と、約2カ月半ぶりの水準に悪化しています。

連日の相場は乱高下が激しく、個人の買い余力が大幅に低下している」との指摘も出ているような地合いです。

これは・・・

信用で買っている個人の多くが含み損を抱えていて、買い余力(追加で買う資金の余裕)が減っている=これ以上の株を買い支える力が弱まっている地合い」という意味合いです。だから相場が上げても、個人の追随買いが細っていて上値が重くなりやすい。

ということみたいです。

こういう時こそ、午前の下げに飛びつかず、規律を保つことが効いてくると感じています。

気になる時間外先物と、明日のTSMC決算

ただ、手放しでは喜べません。

今日1000円高の反動なのか、時間外の日経先物ミニは▲470円(▲0.68%)と下落しています。

ダウ先物も小幅安で、方向感は定まっていません。


そして明日16日には、半導体世界大手のTSMCの決算が控えています。

以前のようなAI関連一辺倒の買いの勢いは落ちており、AIラリーが再点火するかどうか、投資家は冷静に見極めているところです。

TSMC決算が起爆剤になるか、それとも冷や水になるか。

ここが当面の分岐点になりそうです。


私自身は、日経レバは日足のボリンジャーバンド+2σあたりまでは上昇していくと見ています。

今日の大陽線で流れは悪くありませんが、+2σは過熱ゾーンでもあるので、そこに近づいたら利確を意識する、というスタンスで臨むつもりです。

まとめ

今日は「CPI通過で安心感、IBMショックが逆説的にAI追い風、ただしソフト株は売られSBGは逆行安」という、一言では語りにくい相場でした。


指数の1000円高だけを見ていると気持ちよく感じますが、中身は優勝劣敗がはっきりしていて、コア銘柄が逆行安になることもある。

だからこそ、利確すべきものは利確し、下げたところは方針を持って拾う、という規律が大事だと改めて感じた一日でした。

明日のTSMC決算を見てから、また動きを整理したいと思います。


※本記事は個人の投資記録・感想であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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