先週末、私は「地獄行きの切符を買ってしまったのか?」という記事を書きました。
歴代3位の暴落のなかで、それでもいくつかの銘柄を握り続け、買い増しもした。
あの判断が正しかったのか、間違っていたのか・・・。
今日一日を見た限りでは、まだ答えは出ていません。
ただ、ひとつだけ手応えのようなものはありました。
指数は半導体に押さえつけられている一方で、個別株は上がっているものの方が多い。
先週も同じことを書きましたが、今日もその傾向はより鮮明でした。
そして、私の保有する山岡家が、非常に気持ちよく上昇してくれました。
6/29の市場サマリー
| 指標 | 終値 | 騰落 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 69,468.11 | +107.23(+0.15%) |
| TOPIX | 3,982.00 | +18.64(+0.47%) |
| グロース250 | 702.77 | +20.22(+2.96%) |
| 日経VI(恐怖指数) | 43.36 | +10.24(+30.92%) |
| 日経先物(時間外) | 69,050 | -730(-1.05%) |
| 米SOX(半導体) | 12,900.42 | -303.15(-2.30%) |
| ビットコイン | 9,552,339 | -1.76% |
| ドル円 | 161.896 | +0.11% |
日経平均は前週末比**+107円23銭の6万9,468円**で反発して引けました。
寄り付き直後は売りが優勢で、午前には6万8,000円を割り込む場面もありましたが、そこから徐々に値を戻した格好です。
指数を支えたのは「内需株」、足を引っ張ったのは「AI・半導体」
今日の相場は、構図が非常にわかりやすい一日でした。
売られた側:AI・半導体
- キオクシア -4%
- SBG -5%
- アドバンテスト -2%
買われた側:内需・出遅れ
- 住友ファーマ +6%
- 第一三共、中外製薬なども高い
- JR・私鉄関連も総じて買い優勢
- 任天堂 +5%、コナミ +4%(ゲーム・コンテンツ関連も好調)
報道では、キオクシアの25日移動平均線からの上方乖離率が25日時点で**29%**まで高まっていた、と指摘されていました。
「買われすぎ」の目安とされる10%を大きく上回っていて、半導体勢が「売りのタイミング」に差しかかっていたようです。
ここは私がずっと注視してきたポイントと重なります。
日経レバ(1570)の管理に使っているボリンジャーバンド±3σの考え方も、結局は「行き過ぎは必ず戻る」という同じ原理です。
29%の乖離は、どう見ても持続可能な数字ではありませんでした。
「指数の中身」を見ると、私の肌感覚は数字でも裏付けられた
ここが今日いちばん伝えたいところです。
日経平均だけ見ると+0.15%の小幅高で、地味な一日に見えます。しかし——
- 日経平均 +0.15%
- TOPIX +0.47%
- グロース250 +2.96%
値がさの半導体株が日経平均を抑え込む一方で、TOPIX・グロースははっきりと上回っています。
つまり、半導体以外の大多数の銘柄は、しっかり上昇していたということです。
私が「個別は上がっているものが多い」と感じたのは、気のせいではなかった。
指数の数字がそれを証明してくれました。
市場関係者のコメントでも、「資金が株から流出しているわけではなく、業種間で資金が移動している健全なセクターローテーションだ」という見方が紹介されていました。
AI・半導体に偏っていたマネーが、出遅れていた内需株に回り始めている。
そういう局面です。
山岡家、気持ちよく上昇

そんな「内需・出遅れへの資金回帰」の波に、きれいに乗ってくれたのが私の山岡家(3399)でした。
私が山岡家を握り続けている理由は下記の通り。
- ROE 43.9%
- 既存店が49ヶ月連続で前年超え
- ファンダメンタルズが崩れない限り保有
今日のような「半導体が崩れても内需は買われる」相場は、まさに山岡家の地力が評価される展開です。
先週の暴落のなかで投げずに握り続けたことが、今日に関しては報われました。
ホルムズ海峡の停戦合意も買い材料に
もう一つ、今日の買い材料として伝わったのが、米国とイランがホルムズ海峡付近での攻撃を停止することで合意したとの報道です。
2月末から続いてきた中東情勢の緊張は、原油・LNG価格や海上保険料を通じて、日本経済に重くのしかかってきました。完全な正常化にはまだ時間がかかるとはいえ、事態収束に向けた一歩は、リスクオフムードをいくらか和らげます。
ただし原油やドル円の反応は限定的で、停戦が「確実に実行されるか」を市場はまだ見極めている段階だと感じます。
で、先週の買いは正解だったのか?
結論から言うと、今日の時点ではまだわかりません。
良かった点:
- 内需・個別株は強く、山岡家はしっかり上昇した
- セクターローテーションは「健全」と評価されている
- 中東リスクは後退方向
不安な点:
- 日経VIが+30.92%と急騰。市場の警戒感はむしろ高まっている
- 引け後の日経先物は-1.05%、時間外も売られている。
- 今日の+107円は「内需に支えられた薄氷の反発」かもしれない
- 米SOXは-2.30%で、半導体の逆回転に下げ止まりの確証はまだない
私が先週買い増した銘柄たちが本当に正解だったかどうかは、半導体の下げが止まるか、それともこのまま指数全体を道連れにするか——そこが見えてこないと判断できません。
明日以降、現物が時間外の先物水準まで鞘寄せされていくのか、それとも内需の買いが続くのか。
ここが分岐点になりそうです。
「地獄行きの切符」だったのか、それとも「ただの通過点」だったのか。
その答え合わせは、もう少し先になりそうです。
本記事は個人の投資記録であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。








