【2026/10/29】トヨタは買って3,160円負けて売り、オリエンタルランドは買わずに逃した。日経平均は3日続伸

夕暮れの遊園地の門の外から、中で上がる花火を見つめる人物のイラスト。手には値下がりした小さな車のおもちゃ。見送った株が上がり、買った株で負けた一日を表現

私は29日、トヨタを買った。

そして、すぐ売った。

3,160円の負けである。

同じ日、オリエンタルランドを買おうか迷った。

頭によぎった。

見送った。

夕方、オリエンタルランドは上方修正を出して、PTSで大きく上がった。

買った株で負けて、買わなかった株に置いていかれる。

株式投資あるあるの、両面焼きである。

目次

── 本日のまとめ(先に結論) ──

項目結論
日経平均64,659.47円(+705.28円/+1.10%)。3日続伸
TOPIX4,003.28(+11.57/+0.29%)。4,000ポイントを回復
米FOMC政策金利は据え置き。議長は「インフレ率は依然として高すぎる」
米IT決算マイクロソフトは好調、アルファベットは売上高が予想を下回る
大引けTOPIXの銘柄入れ替えで、売買代金は13.8兆円と4カ月ぶりの多さ
私の売買イオン・RIZAP・J-REITを買い、トヨタは買って売って-3,160円
後悔オリエンタルランドを見送った

── FOMCは据え置き。ただし「まだ甘くはしない」 ──

前日の記事で書いた、28日の米国の2大イベント。

答えが出た。

ひとつめは、FOMC。

項目内容
政策金利3.75〜4.0%で据え置き(2会合ぶり)
反対票2人が連続利上げを主張して反対
声明判断には「さらなる情報を得ることが有用」として、9月の利上げの効果を見極める姿勢
ウォーシュ議長の会見「インフレ率は依然として高すぎる」「引き締め的な水準とは言えない」

金利は上げなかった。

でも、議長は甘い顔をしなかった。

12月の追加利上げに含みを残した、と受け止められている。

超訳すると、こうなる。

「今日は怒らない。でも、まだ許したわけではない」

ウォーシュ議長は、2027年以降、年8回の会合のうち一部で政策を決めない回を設ける方針も示した。

先の見通しが読みにくくなる、と受け止める声もある。

── AIにお金を払う側の通信簿は、1勝1敗 ──

ふたつめは、AIにお金を払う側の決算。

企業結果(報道ベース)
マイクロソフト市場予想を上回る好調
アルファベット7〜9月期の売上高が予想を下回る

1勝1敗。

金鉱にお金を払って掘らせている側の、片方は元気で、片方は少し息切れした。

AI相場が続くかどうかは、まだ決めきれない結果である。

29日の米国では、アマゾンやサンディスクの決算が続く。

通信簿は、まだ配り終わっていない。

通知表のイラスト

── 東京:朝は好調、昼は韓国に引っぱられ、引けは9.6兆円の嵐 ──

指標終値前日比
日経平均64,659.47+705.28(+1.10%)
TOPIX4,003.28+11.57(+0.29%)
グロース250791.04-6.94(-0.87%)
日経平均VI(恐怖指数)25.80-7.08(-21.53%)
日本国債10年2.849%─
韓国KOSPI5,937.67-74.78(-1.24%)
日経先物(ラージ・夜間)64,690-40(-0.06%)

※29日夜に確認したボード表示。

朝は、買いが先行した。

アドバンテストとマイクロソフトの決算が、市場予想を上回ったためだ。

ところが午前中、韓国のサムスン電子が、半導体部門の営業利益が予想を下回ったと発表した。

韓国株が崩れ、日経平均も一時マイナスに沈んだ。

そこから買い戻されて、午前はプラスで終えた。

そして大引け。

30日にTOPIXの構成銘柄の入れ替えがあるため、29日の引けに、指数に連動するファンドの注文が集中した。

推計で、約9.6兆円。

東証プライムの売買代金は13兆8,657億円と、6月19日以来の多さになった。

指数に連動するファンドは、決まった日の引けに、決まった株を、決まった量だけ買う。

それを知っている短期の投資家は、先に買っておいて、引けでファンドに売りつける。

バーゲンの開店時刻を知っている転売屋が、先に並んでいるようなものである。


キオクシアは、朝に9%近く上がったのに、引けでは1%高まで縮んだ。

売買代金は2兆1,445億円。

朝に喜んだ人と、引けで売り抜けた人がいた。

私はどちらでもない。

キオクシアを持っていないからである。

── 29日の私の売買 ──

銘柄取引数量単価
NF J-REIT(1343)現物買10株1,786円
RIZAPグループ(2928)現物買100株165円
トヨタ自動車(7203)現物買100株3,077.7円
トヨタ自動車(7203)現物売100株3,046.1円
イオン(8267)現物買100株1,152.9円

今日は、少しだけ買った。

全部、現物である。

信用取引は、増やしていない。

28日の記事で、守る私と取り戻したい私の話を書いた。


今日は、守る私が少しだけ前に出た。

J-REITとRIZAPは、前日に続いて同じ株数を買い足した。

イオンも、100株だけ。

10月5日に1,217.5円で2,000株買ったイオンを、1,152.9円で少しだけ足した形になる。

── トヨタ:買って、売り上げが悪そうで、売った ──

トヨタは、3,077.7円で100株買った。

そのあと、決算の売り上げが悪そうな気がしてきた。

3,046.1円で売った。

差し引き、マイナス3,160円(手数料を除く)。

買う前に気づけばよかった。

でも、気づいたのは買ったあとである。


人間は、お金を払った瞬間に、急に冷静になる。

払う前に冷静になれれば、3,160円は財布に残っていた。

ただ、今回は「ずるずる持たずに、すぐ切った」とも言える。

3,160円で済んだ。

10月の私にしては、上出来の損切りである。

── オリエンタルランド:見送った株が、夜に上がる ──

だるまを被ったネズミのイラスト

今日いちばん悔しいのは、トヨタではない。

オリエンタルランドである。

ザラ場中、買おうかと頭によぎった。

見送った。

夕方、上方修正が出た。

PTSでは、大きく上がっている。

今日買うべきは、トヨタではなくオリエンタルランドだった。

なんてことを。


トヨタは、買って負けた。

オリエンタルランドは、買わずに負けた。

買わなかった株の値上がりは、口座のどこにも記録されない。

記録されないのに、記憶にはしっかり残る。

夢の国の上方修正を、私は門の外から見ている。

チケットは、持っていない。

── 米国株(28日):ダウ3日続伸、半導体も上昇 ──

指標終値前日比
ダウ平均52,475.10+97.53(+0.19%)
ナスダック総合26,549.85+72.04(+0.27%)
S&P5007,743.98+21.38(+0.28%)
半導体指数(SOX)11,684.00+201.50(+1.75%)
恐怖指数(VIX)17.00+0.59%
米国債10年5.013%─
ドル円157.980円─
原油(WTI)101.365ドル-0.71%

ダウは3日続伸。

出遅れていた金融株や、ディフェンシブ株が買われた。

AI開発のアンソロピックが、上場に向けた目論見書を公開したことで、上場や買収の仕事が増えそうだと、金融株に期待が集まった、という見方も出ている。

韓国のSKハイニックスの好決算を受けて、マイクロンなどの半導体株も買われた。

原油は、まだ1バレル100ドルを超えている。

── 明日に向けて ──

30日は、TOPIXの銘柄入れ替えの当日。

29日夜には、米国でアマゾンなどの決算が出る。

AIの通信簿は、まだ続く。

私の宿題も、まだ残っている。

信用取引で持っている、ソフトバンクG1,000株と山岡家300株と日経レバ165株。

今日は増やさなかった。

次は、減らせるかどうかである。

オリエンタルランドのPTSを眺めながら、そう思った。


※本記事は私個人の投資記録であり、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。数値は記事作成時点で確認したものです。相場の見方はあくまで個人の印象であり、投資の最終判断は、各自の責任で行うものです。

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