2026年6月19日(金)の投資日記です。
昨日(6/18)の日本市場は、私が前日の朝に書いた問い「日本市場はアメリカの重力に勝てるのか」に、はっきり「イエス」で答えてくれる一日でした。
日経平均は7万1000円台に乗せ、TOPIXは史上初の4000超え。
その流れの中で、私の中核ポジション(日経レバ・SBG)と、いま一番気にかけている山岡家(3399)の現在地を記録しておきます。
特に山岡家は、ここ数か月さんざん下げて何度も損切りが頭をよぎった銘柄が、ようやくプラ転目前まで戻ってきた——そんな「耐えた話」を残しておきたくて書いています。
※本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
1. まず答え合わせ 。 日経はアメリカの重力に勝った
前日の朝、私は「米国安(FRBタカ派・ダウ507ドル安)の逆風の中で、日経はどこまで耐えられるか」と書きました。
結果は、耐えるどころか大幅高でした。
- 日経平均(6/18終値):7万1053円(前日比+1.65%)
- TOPIX:4068(+1.37%) ―― 史上初の4000超え
- 半導体指数(SOX):+6.42% と大幅高
追い風になったのは、前日の朝に挙げた「円安」「半導体の底堅さ」に加えて、中東情勢の沈静化でした。
米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に署名したと伝わり、原油安・リスクオンの流れが一気に強まったかたちです。
「タカ派FRB」という米国発の逆風を、日本独自の買い材料が吹き飛ばした一日でした。
相場観は先週から変えていません。
だからこそ、中核ポジションはそのまま持ち続けています。
2. 本題 ―― 下落に耐えた山岡家(3399)がプラ転目前

ここからが今日いちばん書きたかった話です。
私はラーメンチェーンの丸千代山岡家(3399)を3,900株保有しています。
この銘柄、ひとことで言えば「中身は文句なし」です。具体的な数字で見てみます。
| 指標 | 数値 | ひとこと |
|---|---|---|
| 直近Q1 売上高 | 110.59億円(前年同期比+14.2%) | 過去最高 |
| 直近Q1 純利益 | 8.54億円(同+17.2%) | 過去最高 |
| ROE(自己資本利益率・実績) | 43.9% | 優良の目安10〜20%を大きく上回る |
| ROA(実績) | 22.5% | こちらも高水準 |
| 既存店売上高 | 49ヶ月連続で前年超え | 月次が極めて堅調 |
※直近Q1は2026年6月発表(2027年1月期 第1四半期)。
ROEが43.9%というのは、一般に優良とされる10〜20%の倍以上。
月次(既存店売上)も49ヶ月連続で前年を上回っており、「業績がいい」「ROEが高い」「月次が毎回いい」という私の印象は、数字でもしっかり裏づけられていました。
なお、通期(2027年1月期)の当期純利益だけは前期比でわずかに減益(約-1.6%)の予想ですが、これは前期に一過性の押し上げ要因があった反動とみられ、売上・営業利益・経常利益はいずれも増益予想です。
ファンダメンタルズの基調は崩れていません。
ところが株価は、3月に4,000円近くまで駆け上がったあと大きく崩れ、5月には3,000円割れ寸前まで急落しました。
中身がいいのに株価が落ちていく。
保有株数も大きいだけに、正直に告白すると、この数か月で何度も「損切り」の二文字が頭をよぎりました。
それでも持ち続けたのは、いま見たとおり業績・ROE・月次という「企業の実力」を示す数字が崩れていなかったからです。
株価の下落は需給や地合いの問題で、会社そのものが悪くなったわけではない。
そう判断して耐えました。
そして6/18、ようやく報われ始めています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 6/18終値 | 3,530円(+90円 / +2.62%) |
| 高値 / 安値 | 3,530円 / 3,405円 |
| 短期移動平均(目安) | 約3,383円 → 株価が上抜け |
| 長期移動平均(目安) | 約3,244円 → 回復 |
| MACD | ゴールデンクロス示現(好転) |
| RSI(中期) | 73 ―― やや過熱だが上昇基調 |
チャート上は、5月の安値圏から短期・長期の移動平均線を回復し、MACDも好転。
私の取得単価まであと少し、プラ転が目前まで来ました。
チャートの「形」が強い ―― 一気に上げず、上下しながら切り上げる



ここで、私が経験上いちばん信頼しているチャートの形について書いておきます。
それは、一気に垂直に上がるのではなく、上下を繰り返しながらジワジワと切り上げていくチャートです。
今回の山岡家の戻りが、まさにこの形をしています。
直近の山岡家は、5月の安値圏から一直線に飛んだわけではありません。
上げては少し押し、また上げては少し押す。
いわば「階段を一段ずつ上る」ような動きで戻ってきています。
なぜこの形が強いと感じるのか。
私なりの理解はこうです。
- 一気の急騰は、短期の値幅取り(投機)の買いが中心になりやすい。 上がったらすぐ売られ、長続きしないことが多い。
- 一方、押し目を挟みながらの上昇は、下げるたびに「待っていた買い」が入っている証拠。下値をしっかり固めながら上がるので、土台が強い。
- 急騰チャートは高値掴みの不安がつきまといますが、階段状のチャートは押し目で買うチャンスもあり、過熱しにくい。
実際、今回の山岡家は移動平均線を一本ずつ丁寧に回復し、押し目をこなしながらMACDの好転につなげています。
垂直に飛んでいたら「いつ落ちるか」と身構えますが、この階段状の戻りだからこそ、私は安心して保有を続けられています。
もちろんこれはあくまで私の経験則であり、すべての銘柄に当てはまる法則ではありません。
ただ、「チャートの形そのものに強弱がある」という視点は、ファンダメンタルズと並んで私が判断材料にしているものの一つです。
ここで学びを一つ書いておきます。「企業の実力」と「株価」は短期的にはズレる。
ROE43.9%、既存店49ヶ月連続増といったファンダメンタルズが崩れていないなら、株価の下落は「我慢する局面」であって「逃げる局面」ではない。
今回の山岡家は、それを自分の含み損で体感した事例になりました。
もちろん、ファンダが崩れたなら話は別で、その見極めだけは怠らないようにしています。
3. 中核ポジション ―― 日経レバとSBGは保有継続
中核の2つは、引き続きホールドしています。
日経レバ(1570)102株
内訳はSBI100株・SMBC日興2株。
日経平均が7万1000円台に乗り、レバレッジ型ETFである1570も素直に上昇。
ボリンジャーバンド+3σにはまだ届いておらず、私の縮小ルール(+3σで一部利確)には未到達。
上昇余地ありと見て保有を続けます。
ソフトバンクG(9984)2500株
内訳はSBI1800株・楽天600株・SMBC100株。SBGは昨日も強く、東証は**+4.49%の7,189円で引け、さらに夜間PTSでは7,578円(東証終値比+5.41%)まで買われています。
ADR(米国預託証券)の円換算でも+5.1%と、海外でも買い優勢。
SBGを持ち続ける理由は前回も書いたとおり、+3σ未到達という需給面に加え、米系証券が示す高い目標株価(9,700円)が示す上値余地です。加えて来週は株主総会も控えており、材料への期待も持てる局面です。
もちろん目標株価は予想であって保証ではなく、AIブームの持続性次第で下振れもあり得る。
その前提で持っています。
4. FXドル円の空売りについて
本業はあくまで個別株なので軽く触れる程度ですが、記録として。FXのドル円は引き続き空売りを保有しています。
FRBのタカ派転換で円安が進み、現在161円台で含み損が出ています。
ただ、RSIが過熱圏にあり、私はこのあたりが天井圏の可能性が高いと見ています。
なので、ここからさらに上昇して163円に達するようなら損切り、というのが現在の方針です。
FXは余力の範囲での話なので、深追いはしません。
5. 締め 。 耐えることと、軸を変えないこと
昨日の相場は、米国発の逆風を日本市場がはね返した一日でした。
中東和平・円安・半導体という追い風を受けて、日経は7万1000円台、TOPIXは初の4000超え。
そんな地合いの中で、私が一番伝えたかったのは山岡家の話です。
中身のいい会社を、株価の下落に耐えて持ち続けたら、ようやくプラ転が見えてきた。
派手な勝ちトレードではありませんが、こういう「耐えた記録」こそ、自分の投資スタイルの軸を確かめる材料になります。
日経レバもSBGも、ルール(+3σ未到達なら保有)に従って持ち続ける。
相場観の軸は、今週も変えていません。
(※本記事は6/19朝時点の記録です。数値は各種アプリ・報道の表示に基づくもので、ザラ場でさらに変動する可能性があります。)








