週明けの東京市場は、期待から入って失望で終わる一日でした。
日経平均は一時6万7,000円台を回復する場面があったのに、終わってみれば前週末比486円安の6万5,877円。
私も上昇を期待していた側の人間です。
連休明けで買いが入るのではないかと思って見ていたら、途中でマイナスに転じ、そのまま下げていきました。
時間外ではさらに下落しています。
そして明日29日は、あらかじめ300円ほど下がることが決まっている日です。
この記事では、上げて下げた一日の中身と、明日の「配当落ち」について記録します。
── 本日のまとめ(先に結論) ──
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日経平均(本日終値) | 65,877.62円(前週末比 -486.58円・-0.73%)6日ぶりの反落 |
| 一日の流れ | 一時6万7,000円台を回復→失速→マイナスで終了 |
| 健闘した銘柄 | AI関連。SBGは一時4%高 |
| 下げた理由 | 25日まで5連騰した後の利益確定売り、そして金利上昇 |
| 今日の意味 | 中間配当・株主優待の権利付き最終売買日 |
| 明日の注意 | 配当落ち日。日経平均は300円前後、機械的に下がる見込み |
| 私の売買 | なし |
| 追証 | 通知なし |
| 次の焦点 | 30日の米マイクロン・テクノロジーの決算 |
── 朝は良かった。それだけに堪える ──
今日の朝は、期待できる材料がそろっていました。
前週末の米国市場でダウ平均が4日ぶりに反発。AI支援機能「コパイロット」の刷新を発表したマイクロソフト株が、相場の上昇をけん引しました。
その流れを引き継いで、日本のAI・半導体株にも買いが入っています。
私のSBGも一時4%高まで上昇しました。
さらに今日は、3月期決算企業の中間配当と株主優待の権利付き最終売買日。
個人投資家の権利取りを狙った買いも、相場を下支えしていました。
日経平均は一時6万7,000円台を回復しています。
それが、終わってみれば486円安・・・。

| 指数 | 終値 | 前週末比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 65,877.62 | -486.58(-0.73%) |
| TOPIX | 4,112.00 | -16.59(-0.40%) |
| 日経半導体 | 4,388 | -68(-1.53%) |
| グロース250 | 791.47 | -9.08(-1.13%) |
上がると思って買った人が、そのまま含み損を抱えた形です。
私は何も買っていませんが、一時的に上げてから沈んでいく値動きを見ているのは、あまり気分の良いものではありませんでした。
失速の直接の理由は、25日まで5連騰していた反動での利益確定売りです。
そして、ここでもまた金利でした。
── 明日は「配当落ち」。下がることが決まっています ──



ここは知っておくと損をしない話なので、少し丁寧に書きます。
今日9月28日は権利付き最終売買日でした。
この日の取引終了時点で株を持っていれば、中間配当や株主優待の権利がもらえます。
| 日付 | 呼び方 | 意味 |
|---|---|---|
| 9/28(月) | 権利付き最終売買日 | この日の大引けまで持っていれば権利がもらえる |
| 9/29(火) | 権利落ち日 | この日に買っても今回の配当はもらえない |
| 9/30(水) | 権利確定日 | 株主名簿に名前が載る日 |
ここで大事なのが、明日の「権利落ち日」です。
配当をもらう権利がなくなるので、理論上、その配当分だけ株価が下がります。
業績が悪化したわけでも、悪いニュースが出たわけでもありません。
仕組みとして、配当分が株価から差し引かれるだけです。
昨年2025年9月の配当落ちでは、日経平均で約300円の下押しがあったとされています。
増配の流れが続いているので、今年はそれ以上になる可能性もあります。
つまり明日、日経平均が300円ほど下げたとしても、それは「何も起きていない」下げです。
私も以前は、権利落ち日の下げを見て「何か悪いことが起きたのか」と焦ったことがあります。
明日の朝、下げて始まっても慌てないよう、自分に言い聞かせておきます。
なお、権利落ちによる下落は、平均的には1〜2カ月かけて戻る傾向があるとされています。
── AI株が買われるのは「消去法」かもしれない ──
今日の記事を読んでいて、なるほどと思った指摘がありました。
日本のAI関連株の評価が、足元で上向いているという話です。
理由は出遅れ感でした。
| 指数 | 9月以降の上昇率 |
|---|---|
| 米フィラデルフィア半導体株指数(SOX) | 1割ほど上昇 |
| 日経半導体株指数 | 1%程度にとどまる |
同じAI・半導体なのに、この差です。
専門家からは、基礎的な条件が変わっていないにもかかわらず米国株に比べて割安感が意識されやすい、との指摘が出ていました。
また、日本企業は特定のサービスに依存せず、AI向け半導体市場全体の拡大の恩恵を受けやすい、との見方もあるそうです。
ただ、私が引っかかったのは別の部分でした。
記事はこう締めくくられていたのです。
世界的な金利高や中東不安など懸念材料が山積するなか、AI株に資金を振り向ける投資家の動きは、相場の手詰まり感も映している、と。
内需株も安心して買える状況ではなく、消去法的にAI株にマネーが流れやすくなっているという見立てです。
積極的に買われているのではなく、他に行き場がないから集まっている。
そう言われると、今日のように少し悪い材料が出ただけで失速するのも、納得がいきます。
── 気になる材料は、やはり金利と中東 ──
今日のボードで目についた数字を並べます。
| 指標(9/28 20:23時点) | 数値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日本国債10年の金利 | 3.084% | 高い水準で推移 |
| 米国債10年の金利 | 5.219% | +0.37% |
| 原油(24時間取引の指標) | 95.680ドル | +1.32% |
| 恐怖指数(VIX) | 16.28 | +9.41% |
| ゴールド(金) | 4,154.55ドル | -2.96% |
| 日経平均先物(夜間) | 65,414円 | -951円 |
日本の長期金利は約3.1%、米国は5.2%前後と、歴史的な水準にあります。
金利が上がると、成長期待で買われてきたハイテク株にはマイナスです。
さらに、データセンターへの投資額が天文学的な水準にあることも懸念されていました。
資金の回収が難しいとなれば、失望売りが広がる可能性がある、と。
原油も95ドル台まで戻してきています。
米国とイランの交渉は依然として予断を許さない状況で、戦闘が再開すればリスク回避の売りが広がる可能性が高いそうです。
私も同じ見立てです。
中東情勢は、まったく落ち着く気配がありません。
そして今後は重要な経済指標が控えていて、利上げの方向に進みそうな気がしています。
時間外の日経平均先物が951円安まで下げているのも、気になるところです。
── 今日も何もしませんでした ──
私の売買は、今日もゼロです。
上げて下げる値動きを、ただ見ていました。



山岡家は連休前に100株のまま、下値の指値もそのままです。
SBGも日経レバも動かしていません。
追証の通知も来ていません。
結果的に、今日は動かなくて正解でした。
朝の勢いで買っていたら、そのまま含み損です。
山岡家を打診買いした日の記録はこちら↓



── 次の山場は30日のマイクロン決算 ──
市場関係者が目先の大きな焦点として注目しているのが、30日の米マイクロン・テクノロジーの決算だそうです。
半導体メモリー大手のマイクロンは、好決算が期待されています。
仮に需要の堅調さが確認できれば素直に好感され、日本でもキオクシアなどの追い風になるとの声が少なくないとのことでした。
逆に言えば、ここで失望されればAI関連は一気に崩れるということでもあります。
私のSBGにとっても、他人事ではありません。
── まとめ ──
今日は、一時6万7,000円台まで上げた日経平均が、486円安で終わった一日でした。
AI株だけが買われる相場は、積極的な強気というより、他に買えるものがないという消去法の結果かもしれません。
明日29日は配当落ち日で、300円前後は機械的に下がる見込みです。
下げて始まっても、それは仕組み上の動きだと自分に言い聞かせておきます。
そして30日にはマイクロンの決算。
金利は日米ともに歴史的な高さ、中東も落ち着かない。
相場のムード次第で、上にも下にも振れやすい状況が続きそうです。
※本記事は個人の投資記録であり、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。投資は自己責任でお願いします。







