【投資日記7/3】朝の恐怖、正解は「何もしない」|キオクシア11%安→10%高の乱高下、日経+1.47%で反発

7月3日の株式投資情報
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はじめに

今朝は正直、震え上がりました。

時間外の先物は大幅下落を示唆し、SBGのPTSも大きく下げている。

昨日-2.47%を食らったばかりの心には、なかなかこたえる寄り付き前の光景でした。

ですが今日は、日経レバとSBGについて「あえて何もしない」という選択をとりました


結果、これが大正解でした。

日経平均は前日比+1,010円92銭(+1.47%)の6万9,744円07銭まで反発。

狼狽して動かなくて良かった、という一日です。

7/3の市場サマリー

指標終値騰落
日経平均69,744.07円+1,010.92円(+1.47%)/反発
TOPIX4,064.60+49.62(+1.24%)/5日続伸
JPXプライム1501,695.74+16.61(+0.99%)/5日続伸
プライム値上がり・値下がり値上がり1,226銘柄/値下がり291銘柄/横ばい41銘柄(約8割が上昇)
日中値幅2,178円(朝方は-1,100円まで下げる場面も)

前日の米株式市場での半導体関連の下げが波及し、日経平均は朝方には1,100円下げる場面もありました。

7/3の夜はアメリカ市場が休場になることから、東京市場は短期筋中心の売買で振れ幅が大きい展開に。

日中値幅は2,178円に達しています。

キオクシア、朝の11%安から10%高への大逆転

今日の乱高下を象徴していたのがキオクシアです。

朝方に11%安となった後、一転して買いが優勢になり、後場は10%高で終えました。

アドバンテストや東京エレクトロンも上昇に転じています。

背景には、6月末以降のリバランス(資産配分の調整売り)に加え、モメンタム重視の短期資金の一部が退出したことでAI・半導体関連株の調整が深まりつつあったという事情があります。

少し噛み砕くと、こういうことです。


「リバランス」とは、機関投資家が定期的に行う持ち高の比率調整のことです。

半導体株は6月にかなり値上がりしていたので、ポートフォリオ全体に占める割合が大きくなりすぎていました。

その比率を元に戻すため、月末・四半期末のタイミングで機械的に一部を売る動きが出ます。

個別銘柄への悪材料が出たわけではなく、値上がりしすぎたから、ルールに従って一部売る」という事務的な売りです。


また「モメンタム重視の短期資金」とは、上昇トレンドに乗って利益を狙う短期の投資マネーのことです。

この手の資金は、上げが続く限りは買い増しますが、勢いが少しでも鈍ると素早く抜けていく性質があります。

半導体株の上昇ペースが一服したのを見て、こうした短期資金が利益確定のために一斉に抜けたことも、下げに拍車をかけました。

つまり今回の半導体安は、「企業の業績が悪化した」という本質的な悪材料ではなく値上がりしすぎた分の調整」と「短期資金の利益確定」が重なった、いわば需給主導の一時的な下げだった可能性が高いということです。


今日、キオクシアが朝の11%安から10%高まで急反転したのも、この見方と整合的です。

後場に入ると日経平均は一段と騰勢を強め、大引けにかけて上げ幅を拡大。

このところ半導体株主導で日経平均との連動性を強めている韓国総合株価指数(KOSPI)が大幅高となったにつれ、日本株への買いも株価指数先物主導で増えました。

雇用統計「弱い方が株高」の読みが的中

2日発表の6月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が市場予想ほど伸びませんでした

米景気は堅調を保ちつつも、FRBが利上げを急ぐほどではないとの見方から、消費関連株などに買いが向かいました。


東京市場でも商社や医薬品、小売りの一角など、AI・半導体関連に比べて株価上昇が出遅れていた幅広い銘柄へ買いが入っています。

昨日の記事で触れた「雇用統計が良いと利上げ観測で先物が大幅下落、悪い方が株にはむしろ追い風」という読みが、今日もそのまま当てはまる展開になりました。

米利上げ観測の後退が、今日一日を通じて投資家心理を支え続けた形です。

私の売買:「何もしない」判断と、経験則に基づく2つの利確・損切り

①日経レバ・SBG:あえて動かなかった

朝の時間外で先物が大幅下落を示唆し、SBGのPTSも大きく下げていたタイミングでは、正直かなり不安でした。

しかし前日にすでに損切りを済ませていたこともあり、ここでさらに動いて傷を広げるリスクを避け、日経レバSBGともに追加の売買はせず静観しました。

結果として日経平均は大きく反発しており、「何もしない」が今日の最善手でした。

②LINEヤフー(4689):信用分を返売、パターン通りの手仕舞い

日足チャートで見ると、LINEヤフーは450円付近まで上昇してからそこで頭打ちになり下落する、というパターンを何度も繰り返してきた銘柄です。

加えて韓国(Naver)との持ち株比率がほぼ半々という経営体制の不透明感が拭えず、決算のたびに下落してきた経緯もあります。

今日はこのパターンに従い、信用取引分12,700株を平均442.6円で返売しました。現物の500株はそのまま継続保有します。

③ゼビオHD(8281):週足パターンに従い大部分を利確

週足で見ると、長期移動平均線を上抜けた後に下落するパターンが多い銘柄です。

今日はこのパターンに従い、400株を1,079.3円で現物売却。

100株だけ手元に残しました。

このままさらに上昇し続けても、それはそれで良しとします。

今日の振り返り

今日は「何もしない判断」と「経験則に従って淡々と手仕舞いする判断」という、性質の異なる2つの判断がどちらもうまく機能した一日でした。

朝の恐怖に反射的に動かなかったこと、そしてLINEヤフー・ゼビオHDについては相場全体の地合いに関係なく、自分が積み上げてきたチャートパターンの経験則に従ったこと。

どちらも「感情ではなくルールで動く」という点で共通しています。


半導体セクターは今日一日だけでも11%安から10%高まで振れる荒さを見せており、しばらくはこの荒い値動きが続きそうです。この値動きに振り回されて大損をこいた人は多いはず。結局何もしないが正解だった・・・。みたいな

次の判断でも、今日のように淡々と経験則に従えるかどうかを試されそうです。


本記事は個人の投資記録であり、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。信用取引には元本を超える損失が生じるリスクがあります。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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