【2026年】おつり投資「トラノコ」を長年やってみた正直な実績|損益が分かりにくすぎる話

子虎とスマホでトラノコの資産グラフを見る男性。損益+31円の実績(2026年)
目次

はじめに

日々の買い物のおつりで投資ができるアプリ「トラノコ」。

私はこのトラノコを、dポイント運用や個別株投資と並行して、長年コツコツ続けてきました。

この記事では、実際に長期間使ってきた立場から、トラノコの実績と、正直に感じているメリット・デメリットをお伝えします。

結論を先に言うと、トラノコは損益が本当に分かりにくいというのが、一番の実感です。

この記事は今後、年1回のペースで実績を記録していく予定です。

その第1回になります。

トラノコとは?「虎の子」を育てるおつり投資

トラノコは、買い物のおつりやポイント・マイルを使って世界に分散投資できる、長期分散投資アプリです。

名前の由来は「虎の子(とらのこ)」。

大切なお金をコツコツ育てる、という意味が込められています。

運営はTORANOTEC投信投資顧問株式会社です。

小トラ・中トラ・大トラという3つのファンドから1つ選ぶだけで、世界の株式や債券に自動で分散投資してくれます。

私は最もリスクを取る大トラを選んでいます。

私の設定は、あらゆる支払いのおつりを投資に回す形で、おつり単位は最大の1,000円、毎月の投資上限は10万円に設定しています。

日々の買い物の端数が、自動的に投資に回っていくイメージです。

【正直レビュー】トラノコの最大の弱点は「損益が分かりにくい」こと

先に、一番お伝えしたいデメリットから書きます。

トラノコは、自分が今、いくら儲かっているのか(損しているのか)」が非常に分かりにくいのです。

アプリのホーム画面には「運用残高」や「前月比」は出るのですが、この「前月比」は要注意です。

これは運用の儲けではなく、自分が入金して元本が増えた分も含んだ残高の変動なんです。


たとえば買い戻しで元本を増やせば、運用成績が良くなくても「前月比+46%」のような派手な数字が出てしまいます。


これを「儲かった」と勘違いすると危険です。


では本当の損益(トータルリターン)はどこで分かるのか。

答えは、アプリの奥にある電子交付書類の中の【ご投資状況のお知らせ】です。

ここまでたどり着かないと正確な損益が見られない、という時点で、初心者にはかなり不親切だと感じます。

ネットで検索してようやくたどり着けました。

電子交付書類で分かった、私のリアルな運用損益

実際に【ご投資状況のお知らせ】を確認したところ、私の運用状況(2026年3月31日基準)はこうなっていました。

項目金額
①時価評価額122,473円
②ご投資額122,442円
③お受取額0円
④運用損益(①-②+③)+31円

そう、運用損益はまさかの+31円。ほぼトントンです。

しょぼい・・。

トラノコ投資の実際の損益

なぜほぼトントンなのか?暴落時に全額引き出した過去

長年やっているのに、たった+31円?」と思われるかもしれません。

これには理由があります。


私はトラノコを数年間続けてきたのですが、途中の大きな暴落局面(2026年のトランプ関税ショックによる株安)で、一度資産をほぼ全額引き出したことがあります。

運用資産の推移グラフを見ると、35万円近くまで積み上がったあと、一気にゼロ近くまで落ちている箇所があります。

ここが全額引き出したタイミングです。

そのため、電子交付書類上の「ご投資期間」は2025年4月10日からという、比較的最近のスタートになっています。

つまりこの+31円は、再スタートしてから約1年間の成績ということです。

長年の通算成績ではありません。

そして、その後もおつり投資を続けた結果、現在の運用残高は239,167円まで戻ってきています。

トラノコのメリット

デメリットを正直に書きましたが、もちろん良い点もあります。

  • 本当に「ほったらかし」で続けられる:おつり投資を設定しておけば、日々の買い物の端数が自動で積み立てられます。意識しなくてもコツコツ資産形成が進みます。
  • 少額から始められる:おつりベースなので、まとまった資金がなくても投資を体験できます。投資初心者の入り口として優秀です。
  • ポイントやマイルでも投資できる:現金以外に各種ポイントやANAマイルも投資に回せるので、現金を減らさずに続けられます(私はやっていませんが)。

トラノコのデメリット・注意点

  • 損益が分かりにくい(最重要):前述のとおり、本当の運用損益は電子交付書類まで見ないと分かりません。ここは本当に不親切です。
  • 月額利用料390円がかかる:運用額に関わらず毎月固定でかかります。おつり中心の少額運用だと、この固定費に運用益が負けて「手数料負け」になる可能性があります。運営も「投資元本が概ね40万円を超えると割安になる」と説明しており、まとまった額を長期で運用してこそ意味が出るサービスです。
  • 運用報酬が年0.33%かかる:月額利用料とは別に、運用額に対して年率0.33%の運用報酬もかかります。

まとめ:トラノコは「ほったらかし習慣化」向き、成績確認はひと手間

今回は、長年トラノコを使ってきた立場から、正直な実績を公開しました。

  • 現在の運用残高は239,167円ファンドは大トラ
  • 電子交付書類で確認した運用損益は、再スタート後の約1年で+31円(ショボい)
  • 暴落時に全額引き出した過去があり、通算成績は追いにくい
  • 損益が分かりにくいのが最大のデメリット。ただし「ほったらかしで習慣化」という点では優秀

正直、「効率よく増やす」目的なら他の選択肢もあります。

ですが、「意識せずにコツコツ続ける習慣を作る」という点では、トラノコは今も私の資産形成の一角を担っています。

この記事は年1回のペースで、実績を更新していく予定です。

1年後、この+31円がどうなっているか。また記録していきます。


本記事は個人の投資記録であり、特定のサービスや投資を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任において行ってください。手数料等のサービス内容は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

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