今日は上がる。
朝のボードを見た時点で、それだけは分かっていました。
原油は下げ、ビットコインは上げ、時間外の日経平均先物は1,300円高。
ここまでお膳立てされて上がらなかったら、もうどうしようもない。
そんな相場でした。
そして実際、日経平均は1,637円高。
私が持っている日経レバ(1570)は、超絶アホみたいな上げ方をしました。
「これ8万いくだろ!」
そう思わせるほどの勢いです。
で、こういうときに出てくるんですよ。
悪魔が。

── 本日のまとめ(先に結論) ──
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日経平均(本日終値) | 69,946.86円(前週末比 +1,637.40円・+2.40%) |
| 節目 | 取引時間中としては7月1日以来3カ月ぶりに7万円台を回復 |
| 主役 | アドバンテスト。1銘柄で日経平均を360円ほど押し上げ |
| 私の売買 | 日経レバをほとんど売却、ツルハHD・楽天G・イオンを購入 |
| 売った理由 | 日足のボリンジャーバンドが+3σにぶつかったから |
| 反省点 | 淡い期待に負けて30株だけ買い戻した |
| 追証 | 通知なし |
| 気になる警告 | RSIが「買われすぎ」の70%を上回る |
── 日経平均1,637円高。アドバンテストが全部持っていった ──
まずは相場の話から、真面目に書きます。
日経平均は前週末比1,637円高の6万9,946円。
取引時間中としては、7月1日以来3カ月ぶりに7万円台を回復しました。
おめでとー!!



| 指数 | 終値 | 前週末比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 69,946.86 | +1,637.40(+2.40%) |
| TOPIX | 4,145.22 | +54.22(+1.33%) |
| 日経半導体 | 4,870 | +116(+2.44%) |
| グロース250 | 812.24 | +14.01(+1.76%) |
今日の主役は、完全にアドバンテストでした。
1銘柄で日経平均を360円ほど押し上げています。
一時5.3%高の4万700円まで上昇し、株式分割を考慮した上では初の4万円台。
上場来高値を更新しました。
昨年末が1万9,635円だったので、1年足らずで倍以上です。
背景には業績への期待があります。
アナリスト18社の予想をまとめた数字では、27年3月期の純利益は前期比8割増の6,793億円を見込んでいるそうです。
AI処理や、自律的に作業するAIエージェントの市場が広がっていて、検査装置の需要が高まっているとのことでした。
東京エレクトロン、SBG、イビデン、村田製作所、太陽誘電もそろって買われています。
きっかけは、前週末2日の米雇用統計です。
市場予想を下回る結果となり、米利上げ観測が後退しました。
── 悪魔が2人、同時に出てきた ──
さて、ここからが本題です。
日経レバが、もう笑っちゃうくらい上がりました。
「これ8万いくだろ!」
そう思わせる上げ方です。
で、こういうときです。
私の頭の中に、悪魔が出てきます。
しかも2人。
1人目がこう言います。
「売ったら金が入ってくるよ?」
もう1人がこう言います。
「持っていれば、もっと資産が増えるよ?」
どっちも悪魔です。
どっちの言うことを聞いても、だいたい後悔します。
これが投資というものの、いやなところです。
そして私が出した答えは、こうでした。
「売る!」
「ほとんど売る!」
── 「+3σ」という、私なりの根拠 ──



勢いで売ったわけではありません。
一応、根拠はあります。
日足のボリンジャーバンドが、+3σにぶつかったからです。
……と言われても、何のことか分からない方もいると思うので、説明します。
ボリンジャーバンドとは何か
株価というのは、だいたい平均の近くをウロウロしています。
その「どのへんをウロウロするか」の範囲を、線で示したのがボリンジャーバンドです。
真ん中の線が平均で、その上下に線が引かれます。
| 線 | 株価がそこに収まる確率の目安 |
|---|---|
| ±1σ | 約68% |
| ±2σ | 約95% |
| ±3σ | 約99.7% |
つまり+3σというのは、理論上は「めったに来ないくらい上に来ている」状態です。
ただし、これはあくまで理論値です。
現実の株価は、そんなにお行儀よく動いてくれません。
しかもボリンジャーバンドは、直近20日ほどの値動きをもとに毎日引き直されます。
値動きが穏やかな時期が続くとバンドは狭くなり、そこに急騰が来ると、あっさり+3σを突き抜けます。
今日がまさにそれでした。
なので私は「ほぼあり得ない異常事態だ」とは思っていません。
「このへんで一回、息切れすることが多い」くらいの目安として使っています。
そして私の経験上、日足でここにぶつかると、3日後にはだいたい下げています。
毎回です。
何度も見てきました。
だから今日は、迷わず売りました。
いや、迷わずと言うと嘘になります。めちゃくちゃ迷いました。
でも売りました。
── なのに30株、買い戻している ──
はい。
ここが今日の一番ダサいところです。
ほとんど売り切ったはずなのに、心のどこかにこんな声が残っていました。
「もう少し上がるかも」



この淡い期待に負けて、30株だけ買い戻しました。
根拠を信じて売ったのに、その直後に根拠を裏切っている。
我ながら、どうかと思います。
ただ、30株で止めたのは、まだマシだと思うことにします。
本気で欲が出ていたら、売った分を全部買い戻していたはずなので。
── 本日の売買 ──
| 銘柄 | 取引 | 株数 | 約定単価 |
|---|---|---|---|
| NF日経レバ(1570) | 現物・売却 | 26株 | 77,660円 |
| NF日経レバ(1570) | 信用・返済売り | 210株 | 78,030円 |
| NF日経レバ(1570) | 信用・新規買い | 30株 | 77,639.6円 |
| ツルハHD(3391) | 現物・買い | 100株 | 2,105.7円 |
| 楽天グループ(4755) | 信用・新規買い | 1,000株 | 662.6円 |
| イオン(8267) | 信用・新規買い | 2,000株 | 1,217.5円 |
実現損益(SBI証券):+503,660円
並べてみると、売りながら買っています。
結局、悪魔2人の言うことを両方聞いた形です。
── 楽天グループ、お前という奴は ──
今日、一番腹が立ったのが楽天グループです。
下値の限界を突破しました。
アホみたいに下げています。
日経平均が1,637円高ですよ。
それでも下げるんです。
「日経平均? 関係ないですけど」



と言わんばかりの売られ方でした。
日経平均が上がっても下落して、日経平均が下がっても下落する。
どうしようもありません。
いや、でもね。
楽天グループはこうでなくちゃ、という気持ちもあるんです。
株主の期待を、きっちり裏切ってくれる。
それでこそ楽天グループ。
……などと言っていますが、本音はこれです。
なんで買ってしまったんだ!!
そして今日、662.6円で1,000株を買い増しています。
文句を言いながら買い増す。
もう自分でもよく分かりません。
── イオンを「謎の根拠」で2,000株 ──
イオンも、今日は無慈悲に下げました。
この下げ方だと、ぶん投げた人も多かったと思います。
そこで私は考えました。
今日は資金が一部に流れているだけだ。
半導体とか、そういうところに・・・。
つまり今日はたまたま、小売りにお金が入らなかっただけ。
そうであって欲しい。
そうだよね?
そうですよね?
よし、買おう。
2,000株。
正直に書きますが、これは謎の根拠です。
「たまたまだから、そのうち戻るはず」というのは、根拠と呼べるものではありません。
分かっています。
分かっていますが、買いました。
今日の日経平均の中身を見ると、確かに資金はAI・半導体に集中していました。
その見立て自体は、そこまで外れていないと思っています。
思っています、が、根拠が弱いことに変わりはありません。
あとは結果を見てから、正直に書きます。
── ソフトバンクグループに、飽きてきた ──
そして我がコア銘柄、SBGです。
夜間のPTSでは爆上げしていました。
週明けは上がるだろうと、誰もが期待する形です。
そして実際、今日も買われた銘柄の中に名前はありました。
でも、全然大きくは上がらない。
この値動き、もういい加減飽き飽きしています。
いいニュースは、あんなに流れているんですよ。
それなのに伸びない。
あくまで相場観としてですが、AIに投資すること自体に、投資家がまだ迷っているのではないかという気がしています。
材料は信じたい。でも金利が怖い。だから買いきれない。
そんな中途半端な気分が、株価に出ている感じがします。
── 山岡家は、安心して保有 ──
唯一、落ち着いて見ていられるのが山岡家です。
再上昇が始まったものとみて、そのまま保有しています。
9月17日に100株を打診買いし、その後400株を追加購入しました。
今は500株です。
打診買いから入って、上がってきたところで買い増す。
我ながら、めずらしく教科書どおりの動きができました。
今のところ正解です。
先月、決算前に全部売って損切りしたときは、本当につらかった。
そのときの記録はこちら↓



── 浮かれるなよ、という警告もある ──
最後に、冷や水をかけておきます。
今日の記事を読んでいて、気になる指摘が2つありました。
| 警告 | 内容 |
|---|---|
| RSI | 14日平均のRSIが、「買われすぎ」の目安となる70%を上回った |
| MOVE指数 | 米国債の予想変動率を示す指数が、約半年ぶりの高水準 |
RSIは、株価が買われすぎか売られすぎかを示す指標です。
70%を超えると「ちょっと買われすぎですよ」という合図になります。
私がボリンジャーバンドの+3σで売ったのと、言っていることはだいたい同じです。
そして専門家からは、こんな指摘も出ていました。
米長期金利の6%接近が意識され始めると、株安になる局面が出てくる、と。
今朝の米国債10年の金利は5.277%です。
6%までは、思ったより遠くありません。
AI銘柄への期待が日経平均の7万円台回復を後押ししているけれど、上値追いに向けて楽観一辺倒とは言い難い。
そう締めくくられていました。
私も同感です。
だから今日、売ったわけですし。
── まとめ ──
今日は日経平均1,637円高、7万円台回復という華やかな一日でした。
そして私の中には、悪魔が2人出てきました。
「売ったら金が入るよ」と「持ってれば増えるよ」。
私はボリンジャーバンドの+3σを根拠に売り、その直後に淡い期待で30株買い戻しました。
つまり、両方の言うことを聞いています。
楽天グループには裏切られ、イオンは謎の根拠で2,000株買い、SBGには飽き始めています。
RSIは買われすぎを示し、米金利は5.277%。
3日後、私が「売って正解だった」と書いているのか、「なんで売ったんだ」と嘆いているのか。
それは、また正直に書きます。
※本記事は個人の投資記録であり、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。投資は自己責任でお願いします。








