【2026/9/4】金曜アノマリーを覆す806円高|半導体反発と、時間外まで続く日本株の強さ

日本株の上昇と米国株の下落という対照的なチャートを見比べる男性投資家のイラスト

本日9月4日の日経平均は大幅反発し、前日比806円高の6万5,020円で取引を終えました。

「金曜日は弱い」というアノマリー(経験則)を覆す、珍しく強い一日です。

しかも、ザラ場終了後の時間外でも日本株は非常に強い値動きを続けています。


一方で、同じ夜のNYダウは下落。この「日本株は強いのに米国株は弱い」というねじれは何なのか。

今日は私が抱いた4つの疑問を、調べた内容とあわせて分かりやすく整理します。私自身は前日からの追証を入金し、取引はできず静観の一日でした。

目次

── 本日のまとめ(先に結論) ──

項目内容
日経平均(本日終値)65,020.94円(前日比 +806.46円・+1.26%)
上昇の主因中東リスク後退+半導体(SOX)の反発
時間外の日本株さらに強い(先物も大幅高)
NYダウ下落(強い米雇用統計→利上げ観測)
私の売買なし(追証を入金し、静観)
注目の持ち株オリエンタルランド堅調、SBGに大陽線

── 私の状況:追証を入金し、静観の一日 ──

まず自分のことから正直に。

前日からの追証が約9万円あり、本日はその入金対応をしました。

当然ながら取引をする余裕はなく、一日中ただ静観するのみ。

せっかく相場が強い日だったのに指をくわえて見ているしかない、というのはもどかしいものですが、追証を抱えている以上は仕方ありません。

まずは足元を固めることが最優先です。

── 疑問①:日経が時間外まで大幅上昇したのはなぜ?半導体? ──

半導体チップのイラスト

本日は金曜日。

金曜日は手じまい売りで弱い」というアノマリーがあるのに、珍しく強い動きでした。

しかもザラ場終了後の時間外でも、日本株はさらに強含んでいます。この強さの理由を調べました。

私の読み通り、半導体が大きな要因でした。

ポイントは2つです。

1つ目は中東リスクの後退

9月4日の米市場でイラン情勢を巡る不安が和らぎ、リスクを取る動きが戻りました。


2つ目がその半導体で、主要な半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3.3%も上昇したのです。

日経平均は半導体関連の寄与度が大きいため、この米半導体株の反発が、日本の先物・時間外を押し上げる観測につながりました。

実際、本日のザラ場でもソフトバンクグループやキオクシアなど、これまで相場を引っ張ってきた「モメンタム株」が息を吹き返しています。

加えて、前日に米国の長期金利が低下し、国内の長期金利も2.9%台に低下したことも追い風でした。

── 疑問②:NYダウが弱いのはなぜ?利上げ観測? ──

アメリカ大統領のイラスト

日本株が強い一方で、同じ夜のNYダウは反落し、271ドル安で終えました。

この対照的な動きの理由も調べました。


これは、米国の利上げ観測が主因です。

きっかけは、9月4日に発表された8月の米雇用統計。

非農業部門の雇用者数が前月比16万2,000人増と、市場予想(5万3,000人増)の3倍以上という強い数字でした。

労働市場が堅調だと「まだ利上げできる」と受け取られ、FRBの9月利上げ観測が高まります。

実際、9月の利上げ確率は前日の49%から58%へ跳ね上がりました。

金利が上がると株の割高感が意識されるため、ダウの重荷になった、という流れです。


そして、最近ネットニュースで見かけた「トランプは利上げに反対、FRBが板挟み」というニュースも事実でした。

トランプ大統領は雇用統計の発表後、SNSで「金利を引き下げるべきだ」とFRBに利下げを要求しています。

強い経済指標を前に利上げに傾く市場と、利下げを求める大統領。

利上げをこのまま予定通り進めるのか、大統領を気遣って利上げを見送るのか注目です。

── 疑問③:オリエンタルランドが堅調なのはなぜ? ──

オリエンタルランドの日足チャート
オリエンタルランドの日足チャート

私の持ち株の一つ、オリエンタルランド(4661)が順調に上昇しています。

1日で急騰するというより、上げ下げを繰り返しながらジワジワと水準を切り上げている印象で、私はこういう銘柄こそ長期的に上昇していく感覚を持っています。

この堅調さの背景を調べました。


理由は主に2つでした。


1つは好業績

2027年3月期の第1四半期は、売上高が前年同期比+10.4%、営業利益が+23.1%、純利益が+50.3%と、四半期として過去最高の増収増益でした。


もう1つが値上げです。

2026年10月から1デーパスポート(大人)の上限価格が1,500円引き上げられ、12,400円になります。

入園者数が横ばいでも、客単価の上昇で稼ぐ力が高まっているのが評価されています。

株価は5月末の安値約2,100円から7月末には年初来高値3,167円まで戻しており、私の「じわじわ長期上昇」という体感は、業績回復を織り込む動きとして裏付けられました。

── 疑問④:ソフトバンクGに大陽線、その理由は? ──

ソフトバンクグループの日足チャート
ソフトバンクグループ日足チャート

そして、私のコア銘柄であるソフトバンクグループ(9984)に、久々に大きな陽線が出現しました。

この上昇の理由も調べました。


私の2つの推測(投資先のIPO/AI関連への資金流入)は、どちらも当たっていて、実際は両方が絡んでいました

SBGの上昇の背景には、出資先である米オープンAIのIPO(新規株式公開)観測と、傘下のSBエナジーが米国でIPOを申請したことがあります。

SBエナジーはAIデータセンター向けの電力インフラを手がける会社で、「AI時代のエネルギー」として注目されています。

これらのIPO関連ニュースをきっかけに、AI関連への資金流入が続き、SBGの企業価値への期待が改めて高まっている、というわけです。


まさに「投資先のIPO」と「AI相場」の合わせ技でした。

ただ、私にとって悩ましいのは、SBGの保有は信用取引の割合が多いことです。

信用取引は金利や期日があるため、上昇までに時間がかかると、途中で損切りせざるを得なくなります。

だからこそ、今回の大陽線をきっかけに、時間をかけずここから上昇していってくれることを強く望んでいます。

まだまだ目が離せないコア銘柄です。

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── まとめ:月曜からの値動きに期待 ──

本日は、追証で身動きが取れないなかでの一日でしたが、相場の中身は明るい材料が多い日でした。

金曜アノマリーを覆す806円高、中東リスクの後退と半導体の反発、そしてザラ場終了後も続く日本株の強さ。

NYダウは利上げ観測で下げたものの、日本株の時間外がそれに引っ張られず強さを保っているのは心強い兆候です。

オリエンタルランドは業績で、SBGはAIとIPO期待で、それぞれ確かな支えがあります。

追証を片付けて、月曜からの値動きに期待したいと思います。

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