9月最初の取引となった本日、日経平均は続落し、前日比96円安の6万6,215円で引けました。
日中は前日に続く不安定な値動きで、正直「どうせ今日も弱いよな」と思いながら画面を眺める一日でした。
ザラ場はなんとか小幅安で耐えたものの、引け後に時間外を見て青ざめました——大きく暴落しているのです。
この記事では、この時間外急落の正体、そして今日を象徴する2つのニュース(ソフトバンクG傘下のIPOと東京電力の急騰)を、調べた内容も交えて分かりやすく整理します。
── 本日のまとめ(先に結論) ──
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日経平均(本日終値) | 66,215.34円(前日比 -96.59円) |
| 日中の印象 | 不安定。金利高・中東不安で買いが続かず |
| 引け後の時間外 | 大きく暴落(原油高・恐怖指数上昇) |
| 暴落の原因 | 中東情勢の再燃(米軍のイラン攻撃→原油高) |
| 私の売買 | ライザップ・楽天グループを買い増し |
| 注目ニュース | ①SBG傘下SBエナジーが米IPO申請 ②東電が約6%高 |
── 時間外の暴落、その正体は「中東の再燃」 ──
本日のザラ場は、なんとか-96円で耐えて終わりました。
ほっとしたのも束の間、引け後に時間外の日経平均を見ると、大きく下落しているではありませんか。
原油は上昇、恐怖指数(VIX)も上昇。
この組み合わせを見て、私は「中東情勢が原因だ」と直感しました。
調べてみると、まさにその通りでした。
原因は、中東情勢の急な再燃です。
米軍が8月30日、ホルムズ海峡に近いイランのララク島にあるミサイル発射装置2基を攻撃しました。
米国によるイラン攻撃は7月下旬以来のことです。
これを受けて週明けのアジア時間で原油先物が2%超上昇し、北海ブレントは一時90ドル台、WTIも85ドル台まで上昇しました。
流れを整理すると、こうなります。
| 順番 | できごと |
|---|---|
| ① | 米軍がイランの発射装置を攻撃(中東の緊張が再燃) |
| ② | 原油が急騰(ホルムズ海峡の輸送不安) |
| ③ | 原油高でインフレ懸念 → 金利がさらに上昇 |
| ④ | リスクを避ける動き(恐怖指数の上昇)で株が売られる |
日本は原油の多くを中東からの輸入に頼っているため、原油高は企業業績にも家計にも逆風です。
エネルギー輸入国である日本株にとっては、特に効きやすい下げ材料でした。
明日の日経レバレッジはまた大きく下げそうで、正直、覚悟しています。
せっかく個別株たちが少しずつ上昇してきたのに、また「コツコツドカン」になりそうな雲行きです。明日は追証をくらわないよう、嵐が過ぎ去るのを静かに待つつもりです。
── 本日の私の売買:下げ相場でも淡々と ──

荒れ相場のなかでも、やることは変わりません。本日も方針通りに買い増しました。
| 銘柄 | 取引 | 株数 | 約定単価 |
|---|---|---|---|
| ライザップグループ(2928) | 現物買い | 100株 | 175円 |
| 楽天グループ(4755) | 現物買い | 100株 | 761.1円 |
| 楽天グループ(4755) | 信用買い | 300株 | 761.3円 |
ライザップは相変わらず、下げたところをコツコツ拾う作戦です。
楽天グループは、現物と信用を合わせて計400株を買い増しました。
全体が不安定なときほど、自分の決めた銘柄を淡々と積んでいくスタンスを崩さないようにしています。
── 注目ニュース①:ソフトバンクG傘下がまた上場へ ──
暗いニュースばかりではありません。
本日はソフトバンクグループ(SBG)に関する大きな発表がありました。
SBG傘下の発電会社「SBエナジー」が、米ナスダック市場へのIPO(新規株式公開)を申請したのです。
評価額は8兆円規模になるとの見方があります。
ポイントを整理すると、こうです。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 何の会社? | SBG傘下の発電(電力・再エネ)会社 |
| 上場の狙い | 北米のAIデータセンター建設を加速する資金づくり |
| 注目の出資者 | SBG出資のオープンAIも数%保有、エヌビディアも約4,800億円を出資 |
| 上場時期 | 早ければ9月にも(ロイター報道) |
「電力 × AIデータセンター × エヌビディア」という、今の相場の中心テーマが全部詰まった案件です。
SBGは、投資先を次々に上場させ、その株式価値でさらにAI投資の資金を作るというサイクルを回しています。
投資した会社が次から次へと上場していく様子は、見ていて本当にすごいの一言です。
── 注目ニュース②:東京電力が約6%高、その理由 ──



保有している東京電力(9501)が、本日は久々に大きく上昇し、前日比+6.36%高の572.3円まで買われました。
うれしい反面、「明日には元に戻ってしまうのでは」という不安も正直あります。
この上昇の理由も調べてみました。
要因は一つではなく、複数のテーマとチャートの形が重なったものでした。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 原発再稼働への期待 | 柏崎刈羽原発の再稼働が収益改善につながるとの見方 |
| AI電力需要 | データセンター急増で電力消費が増えるとの連想(①のSBエナジーとも地続き) |
| GX戦略 | 脱炭素・再エネへの取り組みへの期待 |
| チャートの形 | 8/26に25日線が75日線を上抜くゴールデンクロスが出ていた |
私は当初「海外勢が買い始めたのかな」と思っていましたが、調べた限りでは、それを断定できる情報は見当たりませんでした。
実際は、原発再稼働とAI電力需要という「将来への期待」で買われている、というのが実態のようです。
ひとつ正直に付け加えると、東電の足元の業績は決して良くありません。
直近の決算(2027年3月期第1四半期)は営業損益が342億円の赤字に転落し、最終損失も出ています。
つまり今の株価は「今の業績」ではなく「将来への期待」で動いている、という点は冷静に頭に入れておきたいところです。期待先行の上昇は、期待がしぼめば下げるのも早いですから。
以前東京電力の決算を忘れてしまっていたことがありました・・・↓



── 余談:AI企業の上場ラッシュ、オープンAIは? ──
SBエナジーの話に関連して、AI企業の上場ラッシュについても少し。
この夏はSpaceXが上場し、SBエナジーも申請と、大型案件が続いています。では、本命のオープンAIはどうなのか。気になったので調べてみました。
オープンAIも、すでに6月にIPOの申請書類(S-1草案)を米当局に提出済みです。
ただし上場の時期は未定で、当初は2026年内(早ければ9月)との観測もありましたが、その後の報道では2027年に延期される可能性も伝えられています。
株式市場が不安定なことや、時価総額1兆ドル(約150兆円)という目標達成が不透明なことが背景のようです。
とはいえ、申請自体は済んでいるので、いずれ上場する方向なのは間違いなさそうです。
SpaceX、SBエナジー、そしてオープンAI——このIPOラッシュの中心近くにSBGがいるというのは、投資家として見ていてワクワクする構図です。
相場は荒れていますが、こういう大きな時代のうねりを感じられるのは、株をやっていて良かったと思える瞬間でもあります。
── まとめ:嵐をやり過ごし、次の上昇を待つ ──
9月は「波乱の9月」というアノマリー(経験則)がありますが、まさにその通りの幕開けとなりました。
中東の再燃、原油高、金利上昇と、下げ材料が重なっています。
当面は無理をせず、追証をくらわないことを最優先に、嵐が過ぎ去るのを待ちます。
その一方で、SBエナジーの上場や東電のように、AIとエネルギーをめぐる大きなテーマは着実に動いています。
目先の下げに一喜一憂しすぎず、下げたところを少しずつ拾いながら、次の上昇局面にそなえていきたいと思います。




