【2026/9/7】日経1,378円高もソフトバンクG祭り|AI・半導体だけが強い「持ち株が上がらない」相場

日経平均は急騰しているのに持ち株が上がらず複雑な表情を浮かべる男性投資家のイラスト

本日9月7日の日経平均は大幅続伸し、前週末比1,378円高の6万6,399円で取引を終えました。

上げ幅は一時1,600円を超える場面もありました。

ただ、数字ほど手放しでは喜べない一日でした。

上昇の主役はソフトバンクグループ(SBG)をはじめとするAI・半導体株に集中し、それ以外の個別株は冴えない。

日経平均は大きく上がっているのに、自分の持ち株はほとんど上がっていない」という、以前にも味わったあの現象が、また起きた気がします。

この記事では、その物色の偏りの正体と、私の利確の判断を記録します。

目次

── 本日のまとめ(先に結論) ──

項目内容
日経平均(本日終値)66,399.84円(前週末比 +1,378.90円・+2.12%)
上昇の主役SBG・アドテスト・東エレクの3銘柄で日経を約1,000円押し上げ
相場の中身AI・半導体は強いが、それ以外の個別株は弱い
私の利確オリエンタルランド(一部)、LINEヤフー
ホールド山岡家(今日は珍しく強かったので継続)
実現損益楽天証券 +165,270円/SBI証券 +31,680円

── 本日の相場:SBG祭りで1,378円高 ──

本日の日経平均は前週末比1,378円高と大幅に続伸し、6万6,000円台を回復しました。

けん引役は、前週末の米国市場で半導体株が上昇した流れです。

米マイクロン・テクノロジーが先端メモリーを増産するとの報道を手がかりに、AI関連産業の成長が続くとの期待が相場を支えました。

キオクシアが9%上昇したほか、イビデンやレーザーテックなども高値を付け、そして英半導体設計アーム・ホールディングスを傘下に持つソフトバンクグループ(SBG)は11%急伸しています。

ソフトバンクグループの日足チャートの画像
ソフトバンクグループの日足チャート


特筆すべきは、その偏りです。

報道によれば、SBG・アドバンテスト・東京エレクトロンのわずか3銘柄だけで、日経平均を約1,000円も押し上げたとされています。

前週末の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3.37%高だったこと、そして本日のアジア市場で半導体比率の高い韓国KOSPIが4%超上昇したことも、この流れを後押ししました。

まさに「SBG祭り」とでも呼ぶべき一日でした。

指数・銘柄終値前日比
日経平均66,399.84+1,378.90(+2.12%)
TOPIX4,125.80+22.57(+0.55%)
日経半導体4,533+224(+5.20%)
半導体指数(SOX・前週末)11,735.26+383.13(+3.37%)

── 「日経は上がるのに持ち株が上がらない」の正体 ──

ここが本日、私が一番強く感じたことです。

日経平均は1,378円も上がっているのに、自分の持ち株の多くはほとんど上昇していない。

以前にも味わった、あの居心地の悪い現象です。


この正体は、上の「3銘柄で1,000円押し上げ」という数字にあります。

日経平均は値がさのAI・半導体株の影響を強く受ける指数なので、SBGやアドテストが急騰すれば、それだけで指数は大きく上がります。

しかし、その裏でTOPIX(幅広い銘柄の指数)は+0.55%にとどまり、ゲーム関連株(バンナムHD・コナミ・任天堂)や医薬品株の一角はむしろ下落していました。

つまり、資金がAI・半導体に一極集中し、それ以外のセクターからはむしろお金が抜けていたわけです。

「日経平均が上がっているのに持ち株が上がらない」という感覚は、気のせいではなく、この物色の偏りが数字にはっきり表れた結果でした。

資金がAI・半導体に流れた、という私の見立ては、その通りだったと言えます。

── ソフトバンクGが急騰した理由 ──

私のコア銘柄であるSBGは、本日11%の急騰。この上昇の理由を調べました。

最大の要因は、傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングスの株高です。

SBGはアームを傘下に持つため、アームや米半導体株が上がると、その保有価値(含み益)の拡大が意識され、SBG株も買われます。

加えて、これまで材料視されてきた出資先オープンAIのIPO観測やAI関連への資金流入も、引き続き追い風になっています。

IPOやAIが見直されて上昇したのか」という点については、直接のきっかけは今回はアーム株高ですが、その根っこにあるのはAI・半導体全体への強い期待で、大きな文脈では同じ流れの中にあります。

私のSBGは信用取引の比率が高いので、こうして大きく上昇してくれるのは素直にありがたいところです。

この銘柄にはかなりハラハラさせられています↓

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── 本日の売買と判断 ──

この偏った相場のなかで、私は保有銘柄について3つの判断をしました。

山岡家(3399)はホールド。

これまで、AI・半導体株が上昇する日は、逆に山岡家のような銘柄は弱くなる傾向がありました。

ところが今日は珍しく強い動きを見せてくれたので、売らずにそのまま保有を継続しました。

オリエンタルランド(4661)は一部を利確。

今日のように資金がAI・半導体へ一極集中する流れを見て、この先も資金が別のセクター(=AI・半導体)に流れていきそうだと感じました。

そこで、上昇していたオリエンタルランドの一部を、いったん利益確定しました。

オリエンタルランドの日足チャートの画像
オリエンタルランド日足チャート


LINEヤフー(4689)も利確。

この銘柄は、私の感覚では「日経平均が上昇する日はむしろ下落する」イメージが強い銘柄です。

LINEヤフーの日足チャートの画像
LINEヤフー日足チャート

今日のような日経の大幅高では逆に上値が重くなると考え、いったん利益を確定しました。

証券会社銘柄取引実現損益
楽天証券オリエンタルランド(4661)売付 200株 @3,107.5円+165,270円
SBI証券国内株式(現物・LINEヤフー等)+31,680円

実現損益は、私のルール通り、利確した証券会社ごとに分けて記載します。

楽天証券の実現損益画面
楽天証券の実現損益
SBI証券の実現損益画面
SBI証券の実現損益
SBI証券の約定履歴画面
SBI証券の約定履歴

楽天証券の方はオリエンタルランドの利確で+165,270円、SBI証券が現物で+31,680円でした。

2社を合算して大きく見せることはしません。

オリエンタルランドは、じわじわ上げてきたところを狙い通り利確できたので、満足のいく取引でした。

勝利を収めて親指を立てている男性のイラスト

── 時間外の動きと、これから ──

取引終了後の時間外に目を向けると、ビットコインが下落し、ドル円も下落(円高方向)しています。

ただ、ここ最近は「円高=日本株の下落」とは必ずしもならない場面が増えてきました。

以前なら円高は日本株の重荷でしたが、その関係性が少し変わってきている印象です。


本音を言えば、ここから一気に上昇して、これまでの損失を吹き飛ばしてほしいというのが正直な気持ちです。

もっとも、今回の上昇は指数寄与度の大きいAI・半導体株に支えられた面が強く、市場全体が本格的に強気に転じたと言い切るのはまだ早いという見方もあります。

今週は米国の消費者物価指数(CPI)の発表も控えています。

過度な期待はせず、しかし持ち株の上昇に希望を持ちながら、相場と向き合っていきます。

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