【2026年9月】ほったらかし投資4本の定点観測|THEO100万円突破、そして今さらつみたてNISAを本格活用します

自宅でスマホを見ながら積み立て投資の残高を確認する、落ち着いた表情の男性のイラスト

個別株の売買と並行して、私は手間をかけずに続けている「ほったらかし投資」もいくつか回しています。

前回に続き、今回はその定点観測・第2回です。


約1カ月ぶりに4本の残高を見てみると、前回から状況が大きく動いていました。


THEOはついに評価額100万円を突破し、含み損に沈んでいた純金ファンドはほぼ損益トントンまで回復。

一方で、相変わらずもどかしいのがトラノコです。

そして今月は、ほとんど使えていなかったつみたて投資枠に本腰を入れ、トラノコを減額してオルカンの積立を始めるという大きな見直しも行いました。

数字はすべて2026年9月上旬時点。前回との比較を並べて、正直に報告します。

目次

── 4本まとめ(前回との比較) ──

投資先今回の評価額/残高今回の損益前回の損益
マネックス 純金ファンド246,981円-3,019円(-1.20%)-14,950円(-9.96%)
dポイント運用458,505P-40,082P-45,288P
トラノコ434,048円+11,339円 ※前回から更新なし+11,339円
THEO+ docomo1,056,345円+51,032円(+3.63%)+57,562円(+4.42%)

それぞれ、もう少し詳しく見ていきます。

── ①THEO+ docomo:ついに100万円を突破! ──

Screenshot

今回いちばんの朗報がこれです。THEO+ docomoは、ドコモと連携したロボアドバイザーです。

前回「もうすぐ100万円」と書いていましたが、今回ついに評価額1,056,345円と、大台の100万円を突破しました。

毎月コツコツ積み立ててきた結果が、はっきりと形になった瞬間です。


損益は+51,032円(+3.63%)で、分配金の合計(参考値)は15,506円まで積み上がっています。

損益率は前回(+57,562円・+4.42%)よりやや下がっていますが、これは足元の相場が荒れている影響です。

それでも4本のなかで唯一、安定してプラスを維持し続けているのがこのTHEOです。


全世界に分散されたポートフォリオなので、個別株や金のように極端には振れず、荒れ相場のなかでも大台を守っています。

ほったらかしでここまで積み上がったのは、やはり分散+自動積立の強みだと改めて実感しています。

私の投資のなかで、精神的な「安全基地」のような存在です。

── ②マネックス 純金ファンド:含み損がほぼ解消 ──

マネックス証券積み立て投資の結果

前回、-14,950円(-9.96%)という大きな含み損を抱えていた純金ファンド(三菱UFJ 純金ファンド/dカード GOLDで毎月5万円積立)ですが、今回は-3,019円(-1.20%)まで回復しました。

あと一歩で損益トントンというところまで戻ってきています。

回復の理由は2つです。

1つは、金価格の上昇

相場全体が荒れて安全資産の金にお金が向かい、基準価額が持ち直しました。


もう1つは、毎月5万円の積立を淡々と続けてきたことです。

念のため取引履歴も確認しましたが、スポット買い(まとまった追加購入)はしておらず、あくまで通常の積立のみ。

含み損が大きかった局面でも積立をやめずに続けたことで、安く口数を仕込めていたのが、今の回復につながっています。

「基準価額が下がっている今はむしろ安く仕込める局面」と前回書きましたが、その考え方が結果的に正しかった形です。

積立投資の本質を実感できた一本でした。

── ③dポイント運用:ほぼ横ばいで、含み損が続く ──

dポイント投資の結果
Screenshot
dポイント投資の結果
Screenshot

dポイント運用は、日常の買い物で貯まったdポイントを使ったアクティブ運用です。

私は「日経平均株価」テーマで運用しています。


今回は運用中ポイントが458,505P、損益は-40,082P

前回(451,873P/-45,288P)と比べると、含み損はやや縮小しました。

とはいえ依然としてマイナス圏が続いている状態です。

テーマが「日経平均株価」なので、ここ最近の日経平均の荒い値動き(暴落と乱高下)の影響を、そのまま受けている形です。

「ポイントだから」と気楽に構えがちですが、40,000P超のマイナスは金額にすれば4万円相当。

現金の投資と何ら変わりません。

日経平均が本格的に回復すれば、このテーマも戻ってくるはずなので、ここも慌てず継続します。

── ④トラノコ:残高は増えたが、やはりおすすめできない ──

トラノコの投資結果
Screenshot

トラノコは、おつり感覚で少額を積み立てるサービスです。

今回の運用残高は434,048円で、前回(336,414円)から着実に増えました。

アプリ上では「前月比+96,762円(+28.68%)」と表示されていますが、これは前回も注意した通り、「利益」ではなく積立入金を含んだ残高そのものの増加です。

自分で入れたお金+値動きの合算なので、儲けが約3割増えたという意味ではありません。

ここは毎回、正直に区別して書いておきます。


そして、前回も指摘したトラノコ最大の難点が、今回もそのまま残っています。

実際のトータルリターン(累計損益)は「ご投資状況のお知らせ」という電子交付書類でしか確認できず、それが3カ月に1回しか発行されないのです。

交付履歴を確認すると、2025/7/2・10/2、2026/1/5・4/2・7/2と、きれいに3カ月ごと。

直近は7月2日交付分が最新で、次に累計損益が分かるのは10月です。

つまり今回時点でも、私が把握できている累計損益は前回と同じ+11,339円のまま、更新のしようがありません。


日々の収支をこまめに確認したい私にとって、この「3カ月待ち」は本当にもどかしい。

正直なところ、最近はこうも考えています。

同じ10万円を入れるなら、損益がリアルタイムで見えて、しかもしっかりプラスを維持しているTHEOで20万円運用したほうがいいのではないか、と。

残高が増えているのは事実ですが、「今いくら儲かっているのか」が見えない不便さは、私には合いませんでした。

これからトラノコを検討している方には、この損益の見えにくさは知っておいてほしいですし、正直、私はおすすめできません。

【今月の大きな見直し】トラノコを減額し、つみたて投資枠を本格活用

積み木を積み上げている男性

そして今月、上のトラノコへの不満とあわせて、もう一つ大事なことに気づきました。

楽天証券のNISAつみたて投資枠を、ほとんど活用できていなかったのです。

NISA自体は以前から使っていて、成長投資枠は毎年使い切っていましたし、つみたて投資枠でも「iTrust インド株式」を少額ながら積み立ててはいました(こちらは+11%ほどのプラスで推移しています)。

ただ、つみたて投資枠を「使い切る」ところまでは全く手が回っていませんでした。

NISAは運用益が非課税になる、いわば「使わないと損」の制度です。

課税されるうえに損益も見えにくいトラノコに毎月お金を入れ続けるより、この非課税枠をしっかり埋めるべきだと考え直しました。

そこで、思い切って次のように見直しました。

見直し前見直し後
トラノコに毎月まとまった額を積立トラノコは上限額を大幅に減額
つみたて枠は少額のみで持て余し気味つみたて投資枠で月10万円を積立、枠を使い切る方針に

積み立てる商品は、最初は「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」を選んでいました。

しかし、よく考えると私は個別株でも日本株、dポイント運用でも「日経平均」テーマと、すでに資産がかなり日本株に偏っています。

ここでさらに日経平均のファンドを足すと、偏りが大きくなりすぎる。

そう気づいて、全世界に分散投資できる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称オルカンに変更しました。

THEOと同じ「全世界分散」の考え方で、日本株に偏った自分の資産全体のバランスを取る狙いです。

楽天証券の積み立てNISA設定画面


支払いは楽天カードのクレジット決済(月10万円が上限)にしました。

これで積立額に対して楽天ポイントも付きます。

トラノコはポイントも付かず非課税でもなかったので、この一点だけでも乗り換える価値がありました。


ただ、今年の途中から始めたため、月10万円だけでは今年のNISA枠(年120万円)を使い切れません。

そこで、こういう人のために用意されている「使い切り設定」を利用することにしました。

残りの約90万円を、2026年12月に証券口座からの引き落としでまとめて積み立てる予定です(カード決済は月10万円が上限なので、使い切り分は証券口座からの引き落としになります)。

12月の入金締切までに、証券口座へ資金を準備しておくのを忘れないようにしないといけません。


そして来年からは、無理のない範囲で毎月10万円をコツコツ積み立てていきます。

最終的な目標は、NISAの生涯投資枠である1,800万円を使い切ること。

個別株のような短期の勝負とは別に、この非課税の器を、時間をかけて着実に育てていきたいと思います。

NISA自体は前から使っていたのに、つみたて投資枠を本格的に埋めにいくのは今さら感もありますが、気づいたときが始めどき。

今月の一番の収穫は、この「持て余していた非課税枠を、本気で活用する決心がついたこと」かもしれません。

── まとめ:ほったらかしでも、明暗はくっきり ──

今回の定点観測をまとめると、こうなります。

投資先今回の評価
THEO+ docomo◎ 100万円突破、唯一の安定プラス。分散の強み
純金ファンド○ 含み損がほぼ解消。積立継続が奏功
dポイント運用△ ほぼ横ばい、含み損継続。日経次第
トラノコ× 残高は増えるが損益が3カ月見えず。おすすめしない

前回は純金とdポイントがそろって約-10%の含み損でしたが、今回は純金が大きく回復し、THEOは大台突破と、全体として前回より明るい結果になりました。

ほったらかし投資は「手間をかけずに続けられる」のが最大のメリットですが、だからこそ、たまに立ち止まって正直な損益を確認することが大事だと感じます。

荒れ相場で個別株に振り回される日々のなかで、コツコツ積み上がっていくこれらの数字は、静かな心の支えでもあります。

プラスもマイナスも隠さず記録して、また来月、定点観測します。


※本記事は個人の運用記録であり、特定の金融商品・サービスの利用を推奨するものではありません。評価額・損益は記載時点のもので、変動します。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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