私の予想は当たった。
日経レバは、ボリンジャーバンドの上の端に当たって、下がった。
正解である。
そして気づいたら、200株持っていた。
下がると読んで、下に指値を並べておいた。
それが、あれよあれよと約定した。
予想が当たるほど、株が増えていく。
含み損は約49万円。
当たっているのに、痛い。
コア銘柄のソフトバンクグループもゲロッたので半端じゃない含み損。
得意の追証が来ていないのがまだ救いかも。

── 10月13日のまとめ(先に結論) ──
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| 日経平均 | 67,777.52円(-1,253.40円/-1.82%)。一時1,900円超安 |
| TOPIX | 4,110.67(+5.86/+0.14%)。日経平均と逆に、小幅高 |
| 日経半導体 | 4,432(-338/-7.09%)。AI・半導体に集中砲火 |
| 原因 | AI投資の「お金」への懸念と、中国メモリーメーカーへの警戒 |
| 売買 | 日経レバ(1570)を信用で65株買い。保有は200株に |
| 含み損 | 日経レバで約49万円 |
| 14日朝の先物 | 68,050(+125)。暴落の続きは、いまのところ見えていない |
── 日経平均は1,253円安。なのにTOPIXは上がっていた ──
| 指標 | 終値 | 前営業日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 67,777.52 | -1,253.40(-1.82%) |
| TOPIX | 4,110.67 | +5.86(+0.14%) |
| グロース250 | 797.04 | -9.58(-1.19%) |
| 日経半導体 | 4,432 | -338(-7.09%) |
| 日本国債10年 | 3.004% | ─ |
3連休明けの東京市場。
466円安で始まって、ずるずる下げた。
下げ幅は一時1,900円を超えた。
終値は1,253円安。
ここだけ見ると、地獄である。
ところが、TOPIXは上がっている。
+0.14%。
日経平均とTOPIXが、逆を向いた。
日経平均は225銘柄の「株価の平均」なので、値段の高い株の影響が大きい。
TOPIXは、市場全体の「時価総額」で見る。
この日は、値段の高いAI・半導体株だけが大きく倒れた。
そのほかの大勢は、わりと平気だった。
クラスの声のデカい数人が転んで、教室全体が倒れたように見えた日である。
日経半導体指数は、7.09%安。
倒れたのは、ほぼそこだけだった。



── AIの悩みは「技術」から「お財布」に移った ──
下げのきっかけは、米半導体大手の社長たちの発言である。
インテルのリップブー・タンCEOは12日、シンガポールのイベントでこう語った。
今後の課題は、資金と、その調達コスト、そして投資収益率だ。
ブロードコムのホック・タンCEOも、最大の制約は資本かもしれない、と述べた。
超訳すると、こうなる。
「AIを作る技術はある。お金が続くかが問題だ」
大手クラウド各社は、データセンターや半導体を買うために、社債などで巨額の資金を集めている。
借金が増えれば、金利も上がりやすい。
AIで稼げるお金が、借りたお金の利息に見合わなくなるかもしれない。
その心配が、AI関連株を売らせた。
先週、OpenAIの売上報道でソフトバンクグループが沈んだ。
今週は、作る側の社長がお財布の話をした。
AIの話題が、夢の話から、家計簿の話になってきている。
ただ、こういう見方もある。
需要が想定以上に強いので、各社は投資をやめられない。
投資家が心配しているのは「回収が後ろにずれること」だ、という声だ。
日本の製造装置メーカーは、本来は巨額投資の恩恵を受ける側。
この日は、まとめて売られただけ、という指摘も出ている。
── メモリー戦争:キオクシア1銘柄で日経平均を160円押し下げ ──
もうひとつの悪材料は、中国である。
中国のDRAM大手、長鑫存儲技術(CXMT)が、記憶容量を高めた新製品の開発を進めていると伝わった。
DRAMは、パソコンやサーバーの「作業机」にあたる短期記憶のメモリー。
中国勢が強くなれば、値下げ競争になる。
そう考えた投資家が、メモリー株を売った。
| 銘柄 | 値動き |
|---|---|
| マイクロン・テクノロジー(12日・米国) | -3.88% |
| サムスン電子(13日・韓国) | 7%超安 |
| SKハイニックス(13日・韓国) | 10%超安 |
| キオクシアHD(13日) | -13.28%(株式分割後の安値を更新) |
韓国の株価指数KOSPIは、5.46%安。
キオクシアは1銘柄で、日経平均を160円あまり押し下げた。
ただ、キオクシアの主力は、データを長期保存するNAND型フラッシュメモリー。
中国の新製品はDRAMの話なので、直接は関係が薄い、という指摘もある。
では、なぜ13%も下げたのか。
理由のひとつとして挙がっているのが、信用取引の偏りだ。
キオクシアの信用倍率は、8日時点で23倍。
借金して買っている人が、売っている人の23倍いる。
悪い話が出ると、その人たちが一斉に逃げる。
出口に人が殺到して、下げが加速する。
信用で買っている人間として、他人事ではない。
── ソフトバンクG、2回目の天に召される ──



ソフトバンクグループは、8.49%安。
9日の3.92%安に続いて、連休明けもしっかり下げた。
9日に「天に召された」と書いた。
天国から、さらに上の階があったらしい。
OpenAIの売上の話。
AI投資のお金の話。
どちらも、OpenAIに大きく賭けているソフトバンクGに、まっすぐ刺さる。
私の含み損も、まっすぐ深くなった。
── 日経レバ:「当たった」と「増えた」が同時に起きた ──
13日の約定はこれだけ。
| 銘柄 | 取引 | 数量 | 平均約定単価 | 金額 |
|---|---|---|---|---|
| 日経レバ(1570) | 信用新規買 | 65株 | 72,575.3円 | 約471万円 |
売りはなし。
実現損益もなし。
これで日経レバは200株になった。
ここまでの流れを並べる。
| 日付 | 私の行動 |
|---|---|
| 10月5日 | +3σに当たったので、ほぼ全部売る |
| 10月6日 | 「バンドウォークかも」と40株買う |
| 10月7日〜9日 | 下に並べた指値が約定し、140株に |
| 10月13日 | さらに65株約定し、200株に |



読みは、こうだった。
日足のボリンジャーバンドの真ん中、移動平均線まで下がる。
そこから上がる。
前半は、いまのところ当たっている。
後半は、まだ来ていない。
含み損は約49万円。
他の含み損も合わせたら含み損はもっとある。
ここで、過去の自分と比べてみる。
いつもの私なら、こうなっていた。
高値で飛びつく。
含み損が200万円くらいに膨らむ。
耐えきれなくなって、底で損切りする。
何度もやってきた、得意技である。
今回は、高値で飛びつかずに、下で待った。
だから日経レバの含み損は49万円で済んでいる。
そして、なんとか耐えている。
成長である。
たぶん。
ただし、正直に書いておく。
下で待つのは、正しいやり方のひとつだ。
でも、下がるたびに買い足すと、持ち株はどんどん増える。
40株、140株、200株。
読みが外れたとき、いちばん傷が深くなるのも、このやり方である。
ここからさらに大きく下げたら、死ぬ。
これは比喩だが、口座にとっては比喩ではない。
どこまで下がったら損切りするのか。
200株になったいまこそ、それを決めておく必要がある。
── 米国株(13日):ダウ反落、半導体は小幅安で踏みとどまる ──
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| ダウ平均 | 51,670.10 | -180.45(-0.35%) |
| ナスダック総合 | 27,204.38 | -41.52(-0.15%) |
| S&P500 | 7,805.45 | -1.79(-0.02%) |
| 半導体指数(SOX) | 12,208.79 | -28.00(-0.23%) |
| 恐怖指数(VIX) | 15.28 | +0.53% |
| 米国債10年 | 5.217% | ─ |
| ドル円 | 158.350円 | ─ |
| 原油(WTI) | 93.677ドル | +1.32% |
| 日経平均(時間外) | 67,897 | +119 |
| 日経先物 | 68,050 | +125 |
※14日7時15分時点のボード表示。
ダウは4営業日ぶりに反落。
決算を出したジョンソン・エンド・ジョンソンは、売上全体は予想を上回った。
ただ、医療機器の売上が予想に届かず、売られた。
ゴールドマン・サックスとユナイテッドヘルスも予想を上回る決算だった。
朝は買われたが、その後は利益確定の売りで下げに転じた。
ダウは一時400ドルあまり上げてから、下げて終わっている。
いい決算でも、買われ続けるとは限らない。
半導体では、マイクロンやサンディスクといったメモリー株が、前日に続いて売られた。
それでもSOX全体は、0.23%安で済んだ。
東京の7.09%安と比べると、だいぶ落ち着いている。
14日朝の日経先物は、68,050円で125円高。
時間外の日経平均も、67,897円で119円高。
あくまで私の印象だが、ここからさらに暴落級の下げが続く気配は、いまのところない。
いまのところ、である。
── 14日はASML:AIの通信簿、1枚目が返ってくる ──



14日は、オランダのASMLが決算を出す。
15日は、台湾のTSMC。
ASMLは、半導体を作るための装置のメーカーである。
ゴールドラッシュで言えば、つるはし屋。
つるはしの注文が入っていれば、金を掘る人たちはまだ本気だ。
社長たちが「お金が続くか」と言い出した直後の決算になる。
つるはしの注文が減っていたら、心配は本物になる。
増えていたら、13日の下げは「まとめて売られただけ」だったことになる。
ただし、つるはしが売れていても、金が出ているかは別の話である。
AIで本当に稼げているかの答えは、10月下旬の米大手IT企業の決算まで持ち越しになる。
私の日経レバ200株は、その全部の答え合わせを、最前列で受ける。
ソフトバンクGは、さらにその前に座っている。
席を選んだのは、私である。
※本記事は私個人の投資記録であり、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨するものではありません。数値は記事作成時点で確認したものです。相場の見方はあくまで個人の印象であり、投資の最終判断は、各自の責任で行うものです。








